ほとんどの都道府県では9月半ば~10月半ばあたりに幼稚園の願書配布が始まります。
そして11月初旬から願書提出スタート。
私が住んでいる千葉県でも11月1日から希望幼稚園の願書提出がスタートしました。
昔のことは分からないのですが、少子化のせいかほとんどの私立の幼稚園が願書提出日に入園一時金というものを7万~8万円を支払いその日のうちに合否が決まるところがほとんど。
認定こども園に関しては一時金はなかった幼稚園もあったと聞いています。
入園一時金は一度支払うと合否に限らず返金はないので、第一希望園1本で受ける家庭が多いようです。
そんなこともあり有名な人気のある幼稚園を除いては、希望幼稚園に入園できるところがほとんどです。
息子のお友達も全員が希望の幼稚園に入園出来ていました。
基本合格できるとは言え悩むのが願書の書き方!!
幼稚園によって内容は少しずつ違ってきますが、親の学歴・長所・短所・特技・普段の子供の呼び方・などなどこんなことも書くのか!?と思った欄も多かったです。
中でも一番悩んだのが子供の長所と短所欄。主に短所!
ストレートに書くべきか、会社に提出する大人の履歴書の短所なんかは長所に繋がる短所を書くのが良いとされていますがそう書くべきか悩ましいところ。
子供の長所・短所の例をまとめました。
子供の長所の書き方と例文
- 好奇心旺盛
ほとんどの子供が当てはまるであろうこの言葉。
我が家も「とにかく好奇心旺盛。なんでもやりたがる。手を出したがる」と書かせていただきました!本当は好奇心旺盛すぎてイライラすること多々有りと書きたかったくらいです。
- 切り替えが早い
これも多くの子供に使えますね。どんなに激怒して泣いても数分経てばケロッとしている子が多いです。3、4歳でグダグダと怒られたことを根に持たれるのもねぇと思いますが、ママ友と話していると主に男の子に多い特徴かもしれません。
- 優しくできる
生き物に対して優しい。おもちゃを大切にできる。お友達に優しい。
ちょっと息子には使えなかった長所ですが子供達を見ているとこういう子もたくさんいます。
- 周りを笑顔にできる
とにかく明るい性格だということも子供なら立派な長所になります。
NGな長所例も紹介します!
- 親の言う事を良く聞く
- なんでもきちんとできる子です
- 我慢できます
- 失敗はほとんどしません。
など子供らしさが欠けてしまう内容を書くのはおすすめしません。
またまだ3、4歳の子は「毎日が失敗の連続で出来ない」が当たり前の年頃です。
笑顔で元気に楽しく毎日過ごせていることがわかる長所が内容としておすすめです。
子供の短所の書き方と例文
- 慣れるまで少し時間がかかる
よくある人見知りというものです。
- 思っていることを上手く伝えることができない
大人しく恥ずかしがり屋さんに見られることが多い。
嫌なことを口で「やめて」と言えず、手が出てしまったり物に当たってしまう。
- 頑固な一面が多々ある
息子のお友達にキッズスペースなどに行ったときにおもちゃを人に貸せない、欲しいおもちゃがあったら貸してくれるまで泣き続けるという子がいるのですが、そのママは短所に頑固な面があると書いたそうです。
- 集団行動が得意ではなく孤立してしまいがち
こんな子お友達も息子のまわりにいてママが心配し、短所欄に記入したと聞きました。
息子の場合は長所以上に短所が多いと感じ、書こうと思えばいくらでも書けるんですがこれをストレートに書くべきか悩み短所記入欄ばかりはパパに相談しました。

そして私が書いた短所欄
- 飽きっぽい
好奇心旺盛と切り替えが早いという長所ではあるがすぐに飽きてしまうこと。
目移りが激しいのです。
- 喋りすぎる
とにかくちょっと黙ってくれる?と多々喋りまくることが心配。
- しつこい部分があり、人との距離が近すぎて周りが困惑してしまう
というのを記入しました。他にも多動すぎることもちょっと心配です。
私の場合はストレートに記入しました。
クッションをつけて先生に分かりにくくなってしまうことを避けたかったのが本音。
私は、短所=子供に対する親の不安要素と考えています。
きちんと親から見る心配事を幼稚園で注意して見て欲しいという願いもあります。
幼稚園に合格するコツとは?
今はほとんどが希望の幼稚園に入園できる時代です。
その辺は説明会や幼稚園が主催するイベントなどに積極的に参加して幼稚園の在園児の保護者と情報交換をしたり、入園前の慣らし保育と言われるプレスクールに通い幼稚園側に子供のことを知ってもらうこともおすすめです。
プレスクールに入ると優先的に願書が貰える園も多いです。
我が家が希望した幼稚園では、最初に先生と子供だけでちょっとした受け答えの面接、運動のテストがありその後、親との面接でした。
子供と何を話しているか分からないので私もドキドキでした。
願書に良いことばかり書いても面接をするとある程度わかってしまうと思うんです。
合格するコツは、心配事を含めありのままをわかりやすく願書に書くこと。
長所も短所も記入欄が多ければ、ちょっとしたエピソードを添えて幼稚園側に伝えることが良いと思います。
何人かに面接のことを聞きましたが面接中、子供に対して心配なこと、幼稚園に対して何か不安なことはないか?と聞いてくれる幼稚園が多いのでその時に聞いておけるよう準備しておきましょう。
まとめ
幼稚園入園に向けて願書の長所・短所欄に悩んだときは、自分の子供の短所である心配な部分、長所である褒めてあげたい部分を見極めて記入するとよいと思います。
記入欄がたくさんあるときは具体的なエピソードを添えると幼稚園側に伝わりやすいです。
また「確実にできる」「失敗しない」「いつも良い子」など子供らしさが欠けてしまうような書き方には注意しましょう。
幼稚園側は完璧な良い子を求めているわけではありません。
子供は色々なことをどんどん吸収して成長していきます。
願書を書くときは子供のことを一番に考えて書いてみましょう。