ノロウイルスの潜伏期間と完治するまでの期間は?

ノロウイルス

冬になり寒くなってくると、いろいろなウイルスによる感染症が流行してきます。

学校では学級閉鎖になったりしますし、職場でも集団感染により、仕事が出来ない状況にもなりかねませんよね。

中でもノロウイルスは、激しい吐き気や腹痛、下痢、嘔吐など、とても苦しい症状が出ます。

非常に感染力が強いため、働き盛りの若い人達はもちろん、小さい子供やお年寄りは特に注意が必要です。

ほんの少しのウイルスでも、すぐに感染してしまいます。

昔よりも、集団生活をする空間が増えてきている現代の中で、とても注意が必要な感染症の1つではないでしょうか。

そんなノロウイルスについて、学校などでは注意換気されていますが、社会に働きに出ている人達には、わざわざ注意してくれる人なんていませんよね。

しっかりニュースを見られる人であれば、流行してくると分かるかもしれませんが、お仕事しているとなかなか難しいという人もいることでしょう。

この記事が、そんな忙しく働く人達の、助けになれば嬉しいです。

 

 

目次

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ノロウイルスの潜伏期間は?

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ノロウイルスは、主に冬の間に流行する、ウイルス性の感染性胃腸炎です。

多くは経口感染で、ノロウイルスに汚染されている食べ物を食べたり、ノロウイルスに感染した人の汚物などに触れたりすることで感染します。

潜伏期間は18〜48時間で、感染するとその潜伏期間を経て、発熱、下痢、嘔吐などの症状が出てきます。

個人差はあるので、感染していても「ちょっとお腹の調子が悪いな」という程度で、回復する人もいるようですよ。

ノロウイルスは通常だと、1〜2日くらいで症状が良くなり、治ることが多いですが、小さな子供やお年寄りだと、症状が長引く場合もあります。

実際に、私の子供がノロウイルスになったときは、とにかく嘔吐が激しく、食べることが出来てもすぐ吐いてしまうので、本当に辛そうでした。

普段通り食べたり飲んだりできるようになるまで、5日間くらいかかった気がします。

ノロウイルスに感染すると、下痢や嘔吐によって、脱水症状になったりするので、こまめに水分を取るようにしてくださいね。

もし、高熱が続いたりして、水分も満足に撮れていない場合は、一度病院で診察を受けて下さい。

脱水症状なら点滴をしてもらえば、吐き気も含めて、だいぶ症状も落ち着くはずですよ。

 

ノロウイルスが完治するまでの期間と判断基準は?

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ノロウイルスは、約1日〜2日の潜伏期間を経て、症状が現れますが、その後は1日〜3日ほどでほとんどの症状は改善されます。

ウイルス性なので、体の中からウイルスが全部出てしまえばいいのです。

ですが実は、ノロウイルスは症状が治まっても1週間以上、体内でウイルスが生き続けており、排泄され続けるのです。

感染力が強いウイルスのため、この期間で家族や周りの人が感染する可能性も少なくありません。

特に、下痢や嘔吐などで脱水症状を起こしてしまったりすると、回復にも時間がかかります。

それによって、体内でウイルスが生き続ける期間も長くなってしまうので、気をつけなくてはなりません。

下痢や嘔吐が治ってから2日後くらいになると、ある程度完治に近づいてはいるようですが。

最低でも、症状が出てから5日〜1週間は安静にして、体からウイルスが出ていくのを待った方がいいかもしれませんね。

 

 

ノロウイルス 仕事は何日休んだらいい?

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自己判断で、完治したと思い仕事に行ったりすると、あとで「職場がノロウイルスの集団感染に!」なんてことになっても大変ですよね。

ノロウイルスに感染してしまったことを職場に伝えると、その職場によっては、このくらいは最低でも休んでくれ、と言われるかもしれません。

とくに食品関係だったり、学校関係だったりすると、ほとんどがそうだと思います。

では、実際はどのくらい仕事を休まなくてはならないのでしょうか。

基本的に、ノロウイルスには特効薬はありません。

出た症状に合わせての、対処療法しかありません。

さらに、個人差があるため、一概に何日という指定ができないのも事実でしょう。

一番良い方法は、症状が治ってから、もう一度病院で検査をしてもらい、ウイルスが検出されなければ、仕事に復帰しても問題ありません。

ただ、検査にお金がかかりますし、せっかく治ったのに、病院に行くことで、また何か病気をもらってくる可能性もありますよね。

自己判断は難しいですが、自分の体調をよく考え、症状が治ってから、さらに1週間お休みをもらえるなら、そのくらい長く休んだ方が間違いないかもしれませんよ。

 

まとめ

ノロウイルスは、感染力が強く、非常に辛い下痢や嘔吐といった症状が出る、ウイルス性の感染性胃腸炎です。

細菌性とは違い、熱湯やアルコール消毒ではあまり意味がないとされています。

万が一、消毒しなくてはならない場合は塩素系漂白剤を薄めて消毒して下さい。

感染力が強い分、他と比べると潜伏期間も1〜2日で、発症後も3日程度で改善されてくることが多く、比較的短い期間で治っていく印象ですよね。

ですが、体内でウイルスが生きている期間もあるというのが、怖い部分でもあります。

働き盛りの人達が、このノロウイルスに感染すると、何かと家庭内や職場にも迷惑をかけてしまうことでしょう。

だとしても、自己判断は決してせずに、できるだけきちんと病院へ行って下さい。

昔より、どんどん病気や感染症なども増えてきている現代では、職場の対応も変わってきていることと思います。

体調が優れないのに、仕事に出ても、逆に迷惑をかけてしまいますので、無理をせず、しっかり治してから、バリバリ働きましょうね。

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