鏡餅きれいに飾る簡単カビ防止策は?カビを取って食べるのは危険?

お正月飾りの定番の鏡餅。みなさんはいつごろから飾り始めますか?

最適な日は12月28日が良いと言われているそうですが、早くてクリスマス前から飾る家も稀にあるみたいですよ。

早く飾れば飾るほど心配されるのがお餅のカビ問題!!!

真空パックにされているものは開けなければ問題ありませんが、空気に触れてしまうと必ず時間が経つとカビてしまいますよね。

我が家は昨年まで実家でお餅つきが定番でそのときにお正月用の丸餅も作っていたんですが言う今でもなく新年を迎える前にカビるわけです。

鏡開きに食べる気にもなれず・・・・

せめて飾っている期間くらいはできるだけ防止したいですよね。

いろいろな方法があるようでまとめてみました。

 

 

 

 

目次

スポンサーリンク

鏡餅のカビ防止!簡単に出来るカビない方法とは?

まずどのくらいでカビるのか私の経験上からのデータ。

我が家は過去8年間毎年12月半ばに実家でお餅つきをして板状にしたのし餅と大と小の丸餅を毎年作成。

  • 1年目・・・作ったその日に寒い玄関に飾ってみる

→4日くらいで青カビが発生し、お正月前に玄関から消える。

  • 2年目・・・作ってすぐにラップに包み玄関に飾ってみる

→鏡開きまでは持たなかったものの、少しカビが生える程度でお正月(三元日)は乗り切った。

  • 3年目・・・作ってすぐにラップに包み年末の28日くらいまで厳重に冷蔵庫で保管

→やはり少しカビましたが今までで一番良い状態だった。

と言うことで置く場所の環境にもよりますが3年目以降、手作り鏡餅は冷蔵庫で眠らせるようにしていました。

と言う感じでこれと言った対策はしていません。

ちなみ鏡開きですが、関東は1月11日、関西は1月15日又は20日だそうです。

 

鏡餅のカビの防止対策についてみんながやっている方法をご紹介

  • 気温が低く、風通しのよい場所に置く

お餅のカビって一見カビてない!!と思ってもお餅の底やお餅とお餅が密着している部分を見ると実はカビが隠れていることあります。

それに最適なのが“割り箸”

鏡餅の底とお餅とお餅の密着部分に割り箸を2本おいて風通しをよくする作戦です。

  • アルコールを使用する

殺菌効果がありかなり最適だそうです。

アルコール度数25度以上の焼酎がおすすめされていました!

焼酎の中でも芋焼酎や麦焼酎は香りが強いらしく気になる人は避けた方がよいとのこと!

【塗り方】

・霧吹きなどのスプレータイプの容器を使う。

・ハケなどを使ってまんべんなく塗る

※)消毒用エタノールや食用アルコールでもOK

  • むやみに素手でお餅に触らない

手にはいろいろな菌がついていてカビ菌がいる可能性もあります。

カビ防止目的でお餅を扱う時は使い捨て手袋を使うようにしましょう。

  • ラップで包む

空気中には目には見えない菌がたくさんいるって聞いたことありませんか?

その中にもちろんカビ菌もいます。

ラップで包み空気に触れさせないことでカビの防止ができます。

 

これらの対策をフルコースでやればカビ防止効果かなり期待できそうですね!!

 

鏡餅はなぜカビが生えるの?

カビが生える条件は温度・湿度・酸素・水分・養分だそうです。

  • カビ発生の最適な温度は25~30℃

生える可能性がある温度は5~45℃と言われています。

確かに冷蔵庫に入れっぱなしにしていた食べ物でもゆっくりですがカビが生えるのは納得。

  • 繁殖しやすいしい湿度は80%以上のこと

冬の寒い時期に湿度80%以上というのは浴室以外で無いに近いです。

どうやってカビを繁殖させていくかというと、お餅の水分を利用するらしい。

  • カビはお餅に入っている栄養分が大好き

カビも繁殖させるのに栄養分を吸収するそうです。

  • 酸素がないとカビは発生しない

空気に触れないことがカビ防止と言ったように酸素に触れさないことは大事です。

調べれば調べるほどカビが生き物に見えてきますね。

とても興味深い!!

 

 

 

 

鏡餅がカビてしまったときのカビの取り方とは

そもそもカビてしまったお餅って、カビを取り除いたら食べても大丈夫なの?って話なんですが、あなたならどうしますか?

  • 焼くなどの加熱行為では×

私が子供の頃はパンも含めカビの部分と取り除いて食べていた気がします。

まぁ、この経験からすると運がよかったのか、大丈夫と言えば大丈夫なのですが、

カビは焼いたり電子レンジで加熱しても発生したカビ毒は死ないと大人になって知ってしまったのです。

それを聞くと・・・・おすすめはできません。

  • 削り取る△

カビは目で見える以外にも、カビの根っこの部分が存在し顕微鏡でみないとわからないそうです。目には見えない奥深い部分までカビ菌がいる可能性は大と言えます。

それを根こそぎとるというのは一応可能。

カビを取ることはできますが、一般人にはなかなか見わけもつきにくく難しいということが言えそうですね。

私なら食べないかなぁ・・・・

中にはブルーチーズのように明らかにカビている!という食べ物でも大丈夫なカビが存在します。

鏡餅に付着したカビは食べても害はないのかという些細な疑問ですが、

「食べないでください」が答えです。

お餅についたカビは食べてはいけないカビだということを覚えておきましょう。

 

まとめ

お餅が一度カビてしまったらそのカビを取り除くことは難しそうです。

カビを取り除く対策よりも、お餅をカビさせない方法を徹底しましょう。

そのための鏡餅のカビ防止方法は

・割り箸等を使って通気性を良くする

・殺菌効果のあるアルコールをお餅に塗る

・素手で触らない

・ラップを使うなどして空気になるべく触れさせない

というのがカビ防止に良さそうです。

もしカビてしまって処分をするときは、白い紙に鏡餅を包み塩を振って清めてから処分するか、どんど焼き(門松やしめ縄などのお正月飾りを神社で処分してくれるお焚き上げのこと)をしてくれる場所があればお願いしましょう。

勿体ないからとカビた鏡餅を食べるのはNGなので気を付けましょうね!