たんこぶの医療用語がこわっ!症状、処置方法に冷えピタや湿布はあり?

何気なく使っているたんこぶという言葉。

よく頭をぶつけてプクッと膨れると「たんこぶが出来た!」なんて言いますよね。

大人になるとたんこぶが出来るほど頭を打つということは少ないと思いますが、我が家はやっと動きが活発になってきたおチビさんがいるのでたんこぶは日常茶飯事。

普段は全く気にしていない言葉もたま~に何でこう呼ぶんだろう?本当のところ正しい言葉って何だろう?と気になってしまうことありますよね。

私も既に今回のタイトルの“たんこぶ”について気になっていました。

ちょっとした雑学を知って一緒に何気ない疑問を解消しましょう!

 

 

目次

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たんこぶの医療用語は?なぜたんこぶというの?名前の由来は?

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たんこぶは医療用語「頭皮下血腫」と呼ばれるそうです。

医療用語だけを聞くとなんだか深刻に感じてしまうイメージですが、たんこぶと聞くと親近感というか少し安心感が持てます。

しかし私が気になってしまったのは正式な病名よりも“たんこぶ”の由来だったりします。一般の人が聞くと頭皮下血腫=たんこぶなんて思いもしませんよね。

この由来についてもなんだか色々な説がありそうな予感でワクワクしますね。

真剣に調べてみました。

① たんこぶはアイヌ語の「tapkop(タップコップ)」からきているという説

まぁ・・・なんとな~く似ているのでタップコップがという言葉が崩れて、たんこぶになったのかなぁと勝手に推測してしまいたくなる言葉ではありますね。

では更なる疑問。タップコップって何?ということ。“里山のコブ山の連なり”という意味らしく山を意味するらしいのです。

たんこぶもプクッと膨れるのでそこから由来しているんだよと言われると否定はできませんが、この説は定かではないそうです。

② たんこぶを“たん”と“こぶ”に分けて解釈をする説

たん/痣(あざ)とも読みます。

皮膚に現れる赤や青などの変色のことで、ぶつけたりすると症状が現れたりします。

青痣・赤痣なんていいますよね。

たんこぶの“たん”は叩くの意味。または叩いた時の音でタンやトンを意味するという

ぶつけた時の音を表現しているという解釈もあるようです。

こぶ/瘤

身体の一部を強く打ったりして一時的に盛り上がったもの。たんこぶ。

いくつかの解説がありましたが、たんこぶについては上記のように記載されていました。

痣になり瘤になると言う意味で「たんこぶ」になったのでは?という説もありました。

①が正しいとしたら雑学的には興味深いですが、②は医学的に信憑性があるような気がしますね。結局のところどちらも不確かということでした。

そんな由来があるんだということくらいの気持ちで解釈して頂きたいです。

 

たんこぶの症状や処置方法は?

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大人ならたまにできる、子供ならよくできることが多いたんこぶ。

大体は膨れても放置して自然に治癒するというケースがほとんどだと思います。

ただ中には打ちどころが悪く最悪なケースを伴う場合もあるので、頭をぶつけてしまった時の症状と処置方法を少し把握しておきましょう。

たんこぶは漢字でかくと「頭出腫」と書くそうです。

たんこぶはぶつけたりするとその部分が膨れた状態になります。医療用語で頭皮下血腫と書くように、皮下で出血し頭蓋骨と皮膚の間に血液とリンパ液が溜まって内出血している状態になるそうです。

腫れあがっても日数が経過すると自然と治癒しますが、内出血量が多かった場合などは脳障害を伴う恐れもあるそうです。

【すぐに病院を受診する必要があるケース】

  • 頭痛が続く。またはどんどん酷くなる。
  • 吐き気や嘔吐(2回以上嘔吐した場合は特に注意)
  • 記憶がなくなる
  • めまい
  • 意識がなくなる
  • 痙攣  
  • 出血量が多い、出血が止まらない   などなど・・・

また急性の出血の場合は24時間以内に症状が出るそうなので注意が必要だそうです。

【処置方法】

  • 自宅で可能な簡単な処置方法は頭を高くした状態で「冷やす」
  • 出血している場合は清潔がガーゼを優しく当て「冷やす」
  • 砂糖水」をコットンなどに含ませあてる

冷やすについては理解できますが、砂糖水と言う言葉が出てきたのは驚きました。

なにやら“効果はある”らしい。

砂糖には消毒作用や熱を外に出すという作用もあるらしく有効とか・・・

基本的には冷やすが推奨されているようなので、軽いたんこぶができた時に試してみたいという人はやってみて下さい。

・意識がない・出血が止まらないなど明らかに異常を感じた場合は救急車を呼ぶとうことも考えておきましょう。

 

 

たんこぶに冷えピタやしっぷは効果ある?

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【冷えピタについて】

たんこぶに冷えピタは子供にたんこぶが出来た時に反射的にやったことがありますがどうでしょう?

単に「冷やす」という意味や、子供だった場合はよく動き嫌がるので貼っただけで冷やせるのはありがたい印象でした。

では本当のところは??

冷やすために★保冷剤を当てる★冷えピタ(冷却シート)を貼るは有効のようで問題ないそうです。

【湿布について】

湿布についてはあまり有効とは言えないという考えが多かったです。

湿布もお薬のひとつです。肩や腰が痛い時も貼りますよね?あれは冷却という目的はなく炎症や痛みを和らげるための成分も入っています。

最初はヒヤッと冷たいですが効果は持続しない気がします。

逆に長時間の使用で幹部が温まってしまい悪化する恐れもあるそうなので“冷却目的”で湿布をはる行為は向かないということでした!

 

まとめ

たんこぶの由来はアイヌ語から来ているという説や、“たん”と“こぶ”にわかれて解釈し、たんは叩いた時の音を意味しているという、たんこぶについて知りたい人には興味深い雑学だったのではないかと思います。結果的に正解は不明でした。

そしてたんこぶが実際できてしまったときは「冷やす」ということが最も有効な応急処置となります。

ほとんどが大事に至らず自然に治癒することが多いですが、頭の打った強さや場所で症状に違和感があった場合は病院を受診した方がよいこともあるので少なくとも24時間は注意しておくようにしましょう。

最後に一言!一昔言われた頭を打っても「たんこぶができたから大丈夫」という言葉は間違いだそうですよ~。

 

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