私が学生の時よくプレッシャーや悩みで、胃が痛くなることが多い子供でした。
さすがに薬を10代でたくさん飲ませるのはまずいと考えた親は、牛乳に砂糖を溶かして温めたもの(いわゆるホットミルク)を飲ませてくれました。
そうすると気分的なものか痛いという気がしなくなりました。
今はそういうことはなくなりましたが、主人が胃(胃というかプレッシャー)が弱く、今でもたまにホットミルクを作って飲ませています。
それがきくのか、その夜は寝られているようです。今回は胃腸炎に効く飲み物を紹介したいと思います。
目次
胃腸炎のときに取るといいおすすめの飲み物とは
胃腸炎に効くのは脱水症状などでのむOS1です。薬局や病院にも置いてあるやつです。
私は飲んだことはないですが、健康な人がのんだらしょっぱく感じ、病気の人や脱水症状を起こしている人が飲むと甘く感じるそうです。
胃腸炎になった場合は1日2~3本飲むといいそうです。なぜ、スポーツドリンクではあまりよくないかというと糖分がたくさん入っているからだそうです。
また、温めたビフィズス菌が入った飲むヨーグルトもいいそうです。もちろん常温が良いそうです。当たり前ですが冷たいものはだめです。
胃腸炎にいい飲み物の作り方と飲ませ方とは
スポーツ飲料やジュースよりイオン水が胃腸炎に適しています。下痢、嘔吐を伴う場合はイオン水が適しています。
イオン水
材料
白湯 1500㎖(500㎖)
砂糖 60グラム(20グラム)
塩 3グラム(1グラム)
(お好みでミカンやレモン、グレープフルーツのしぼり汁)
3時間から4時間で体重10キロあたり500㎖」飲ませます。(はじめは少量ずつで、30分毎に飲ませていく)
経口補水液はドラックストアにも売っていますが、お湯を冷ましたものかウォーターサーバーがあれば、すぐに経口補水液ができます。
経口補水液
材料
1ℓの水
砂糖大さじ4と1/2
塩1/2
飲ませ方は
10キロの子供には1回10㎖を5分に1回。1時間で120㎖。
15キロの子供には1回15㎖を5分に1回。1時間で180㎖
というようにスプーンやスポイトで飲ませてください。
3~4時間にこのようなやり方で水分を取らせ、吐き気がなくなったら1回の量を増やして本人の好きなようにのませましょう。
大人の場合では30分程度、子供の場合は30分から長い場合で2時間程度は、再嘔吐する可能性があるといわれていますので、まず30分程度は胃に何もいれず安静にすることが必要になります。
30分程度を経過したら固形物は避け、まずお水から摂取するようにしましょう。そのとき気を付けたいのが、摂取量です。
いきなり大量のお水を飲むと、胃が刺激を受けて再び逆流してしまう可能性があります。そのため、摂取量は多くても大人の場合は大さじ2杯程度にとどめましょう。
子供は発熱や咳など、ほかの病気でも食欲がなくなったりすることが多く、脱水症状になりやすいです。
点滴など痛い思いをさせるより、胃腸を通して水分補給したほうが、胃腸の機能の回復がはやいといわれているので、できれば経口補水液をとったほうがいいですね。
胃腸炎で飲み物を飲んでも嘔吐してしまうときは
吐き気や嘔吐は、決して楽な症状ではありません。不快な症状であり、体力を消耗し、体から水分を奪います。
けれど、吐き気や嘔吐がなければ、体は体にとって有害なウィルスなどを体外へ排出することができません。
しかし、嘔吐直後の胃腸は弱っています。水分補給は胃に負担をかけないものがいいでしょう。
ただ、水分不足による脱水が吐き気をもたらし、その水分不足に嘔吐などが関係している場合があります。
吐き気がある場合も嘔吐してしまった場合も、その後は水分も固形物を摂取する意識が薄れてしまいますが、実は体の中では水分を欲している場合が多いです。
自宅でも作れる経口補水液で効率よく水分補給してください。ウォーターサーバーがあればすぐに経口補水液のお水が用意できて便利です。
乳児の場合は母乳や粉ミルクを与えましょう。量を調節するときはティースプーンが便利です。
吸収されやすい水分補給と聞いてイメージしやすいのはスポーツドリンクです。しかし、スポーツドリンクは弱った体には糖分が多すぎます。スポーツドリンクはどちらかというと風邪などによく効きます。
嘔吐が続くと水分と体力が奪われてしまいます。吐き気が収まったら様子を見てから水分を補給しましょう。
体の負担になるようなジュースや牛乳は避けてください。家庭でつくる経口補水液が吸収できておすすめです。
まとめ
私は大人になってからは胃腸が強くなり、主人がノロウイルスに感染した時も私は感染しませんでした。
その時に勧められたのも経口補水液でした。
病院から帰って、主人をベッドまで運び、マスクを着け、近くのドラックストアで経口補水液や消毒液などを買って返ってきたことを思い出します。
なので、今度からは経口補水液を常備しようかと思います。