日本の春のイメージは?と言われて思い浮かぶのは桜!!!ではありませんか?
私は今の主人と付き合うようになってから毎年春になると桜を見に行くようになりました。
また息子が産まれてからの桜の季節には週に何回もお友達とお花見に行ったり、または息子と2人でお弁当をもってお花見したりと、とにかく今まで生きてきてこんなに何回も桜を楽しんだことなんてないというほどここ数年で桜を満喫するようになりました。
この時期は多くの外国人も日本の桜を見に来てくれていますね。
そして春の桜のことばかり話していますが中には冬や秋に見られる桜もあるんです。
今回はこれから楽しめる桜の種類についてお話ししたいと思います。
目次
桜は何種類ぐらいあるの?
桜の種類ですが自然のものから品種改良されたものまで含めるとなんと600種類以上あると言われています!知って私もビックリ!
桜の見頃はやはり「春」です。
桜は全国的に春になると見ることができますが、品種によってはこの場所でしか見られないという桜もあるんですよ~。
その中で私が実際見に行ったのは長野県・高遠城址公園にある「高遠桜(たかとおざくら)」正式には「タカトオコヒガンザクラ」と言われる桜です。
高遠城址公園は桜の名所100選にも選ばれています。
花びらは少し濃いめのピンク色・小ぶりの花が特徴でとても可愛らしい桜です。
花は小ぶりでも「天下第一の桜」「門外不出」と言われ、たとえ町民であっても手に入らないとても貴重な天然記念物に指定されている桜なのです。
高遠の地を訪れると、高遠桜かな?と思う木をチラホラ見かけますが1500本もの貴重な桜を見ることができるのは高遠城址公園だけです。
ここの地にしか咲かないとても貴重な桜を機会があったら是非見て欲しいと思います。
桜はどこでも見ることができるものから、ある特定の土地でしか見られないものまであるんですよ~。
これだけは覚えておきたい桜の種類とは
ソメイヨシノ(染井吉野)
知らない人はいないと言うほど一般的に浸透している桜の品種ですね。
私も桜=ソメイヨシノのイメージがとても強いです。
満開~散り桜は本当に綺麗ですね。
ヤマザクラ(山桜)
開花と同時に若葉が出るのが特徴になります。
ソメイヨシノよりも白っぽいのかなぁと言うのが私のイメージですが白~濃いピンクまでさまざまな色があるそうです。
桜の名所に足を運ぶと数は少ないですが拝見できる確率が高いです。
シダレザクラ(枝垂桜)
シダレザクラも名前の通り一目でわかりますよね。
色は濃いピンクが多いような気がします。
カワズザクラ(川津桜)
毎年2月頃と割と早い時期から楽しめる桜になります。
特徴としては約一ヶ月という桜にしては長い期間、楽しむことがでるのが嬉しいですね。
私事ですが今年は河津桜を楽しもうと伊豆の方へいく旅を計画中です。
ヤエザクラ(八重桜)
もう桜も終わっちゃうな~とちょっと寂しく感じてくるころに咲くのがヤエザクラ。
花の色はピンク・白・紅・緑・黄 とたくさん種類がありますが主にピンクのヤエザクラが定番ですかね。まるっこいポンポンのような形の花でとても可愛いですよね。
【余談】
ヤエザクラは品種ではなく、八重咲の桜の総称とうことでした。
ちなみにヤエザクラの種類は300種類。私たちがよく見ているヤエザクラは「カンザン」と言われているものが多いようです。
ウコンザクラ(鬱金桜)または黄桜
これも桜の品種の1つでした。
花びらの色はピンク系ではなく黄色のような黄緑のような色が特徴。
あの二日酔いに効くらしいショウガ科のウコンの根を染料に用いた鬱金色が名前の由来だそうです。
お花見に行くと色々な種類の桜を見ることができます。
大きな庭園や公園に桜を見行く際は、ガイドマップの植物の紹介のページを見ながらまわるとさらに楽しめそうですね。
簡単に分かる桜の種類の見分け方とは
ここでは代表的な桜の見分け方を画像と共に紹介します。
ソメイヨシノ
ソメイヨシノは花びらが5枚で咲き始めと咲き終わりとでは花の色が少し変わってくる。
最初は薄いながらもはっきりとしたピンクから、満開から散り桜になってくると花びらは白くなってくるそうです。
日本でも最も有名な桜です。
起源はエドヒガンザクラとオオシマザクラの高配によって生まれたものだそうです。
木の特徴としては自然に増えることができず人の手がないと生存することができないんだとか・・・寿命は約60年だそうです。
ヤマザクラ
開花から緑の新芽がでている。
桜の原種ひとつで日本の野生の桜と言えばヤマザクラと言われているそうです。
シダレザクラ
花と言うよりはまず木の枝が垂れ下がっているのが特徴ですね。
ヤエザクラ
八重桜は名前の通り花びらが何枚も重なっていて、花自体は大きいのが特徴です。
八重咲きに咲いた桜の総称で桜の品種ではありません。
ウコンザクラ
花が黄色~黄緑色が特徴
桜でも少しずつ咲く時期の違いや見た目にも特徴があります。
桜を見てすぐに品種が分かるとお花見も一層楽しいものになりそうですね。
調べていると日本の山野に自生する野生種の基本種とされる9種類というのがありました。
記載しておくので参考までに・・・
①ヤマザクラ(別名シロヤマザクラ)・・・本州中部以南に自生
②オオヤマザクラ(別名ベニヤマザクラ)・・・本州中部以北に自生
③カスミザクラ(別名ケヤマザクラ)・・・北海道・本州・四国に分布
④オオシマザクラ・・・伊豆諸島と伊豆半島南部に自生
⑤エドヒガン・・・本州・四国・九州に自生
⑥チョウジザクラ・・・東北地方太平洋側の低山地、関東地方、中部地方に分布
⑦マメザクラ・・・富士、伊豆、房総を中心として自生
⑧タカネザクラ・・・北海道、本州中部以北の亜高山帯に分布
⑨ミヤマザクラ・・・主に北海道に多い南は九州までみられる
この基本種の桜を見に行くというのも桜マニアにはいいかもしれませんね。
まとめ
日本の春を楽しませてくれる桜は、あげたらきりないほどの種類があることがわかりましたね。
先程もお話しした、ここの地でしか見られない桜もきっともっとあるはずです。
花の特徴も様々です。見てすぐにわかるものもあれば、似ているものも有り非常に見分けがつきにくい桜もあります。
桜好きともあればこの種類の多さには不足はないのでは?
今年の春はただ桜の花を楽しむだけでなく、サクラの種類にも注目してみて下さい。