梅雨の湿気の多い時期や、暖房を長くつけて窓に結露が発生する秋冬の時期となると、カビが生えてくることもありますよね。
特に窓際のカーテンは窓の結露で特にカビが生えやすいです。
そんな時白いカーテンなら漂白剤でどうにでもなりますが、色物カーテンの場合は?酸素系漂白剤使って色落ちしたりしないの?落ちるの?そういった疑問が出てきますよね。
そこで今回はカビの生えた色物カーテンの洗い方について詳しく解説していこうと思います!
目次
色物カーテンのカビは酸素系漂白剤で取れる?
色物カーテンのカビは、生えて時間のあまり経っていないものなら、酸素系漂白剤で落とすことができます。
ただし、生えてかなりの時間が経っているものになると取れない場合もあります。
頑固なカビは酸素系漂白剤に浸け置きしたあと、使わなくなった歯ブラシでカビの部分を擦ると取れるものもあるので、試してみてくださいね。
酸素系漂白剤で色物カーテンを洗う場合には注意しなければいけないことがあります。
1.水洗いできるか
まず一つ目は水洗いできないものには使用できません。これは、洗濯表示を見ればわかりますね。
2.金属染料が使われていないか
次に生地に金属染料が使われているかどうかです。カーテンの生地に金属染料が使われていると化学反応を起こして色が抜けたり、繊維を痛めてしまいます。
なので必ず漂白する前に端の見えないところでテストをしてから、漂白してくださいね。
テスト方法は簡単
漂白剤をお湯で濃いめに溶かしたものを目立たないところにつけて五分ほど置いてください。
五分たって色がにじんでいるものや、白布で揉んだ時に色が移ったらそのカーテンには漂白剤を使わないでください。
テストをして使えるものなら、使う酸素系漂白剤の使い方に従って浸け置きし、洗濯機で洗ってください。
テストなどは少し面倒かもしれませんが、綺麗なカーテンにするためにも頑張りましょう!
カーテンのベランダでの上手な干し方は?
カーテンを外で干すと生地が痛みそうと思う方もいるかもしれません。でも干し方によってはカーテンレールに吊るして干すよりも早く乾かすことができます。
ベランダの物干し竿1本にかけて干すだけなのですが、かけた時になるべくカーテン同士が重ならないように片方を長くして干すと乾くのが早いですよ!
それでも生地が痛むのが嫌だという方は先程言った干し方をしてその上に重ねるように当て布をしてください。
乾くのは少し遅くなるかもしれませんが、生地が痛むのを防ぐことが出来ますよ。
もしベランダが日陰にある場合はあて布をせずそのまま干して大丈夫です。
またカーテンを干す時は脱水してすぐに干してください。そうすることでシワになりにくいです。
そしてしっかりとシワを伸ばして、広げてから干すようにしてください。カーテンレールに戻した時にシワがないと綺麗に見えますよ。
カーテンがカビないための予防法は?
カーテンにカビを生えさせないために大切なことは二つあります。
1.換気
換気をすることによって、部屋の中の湿気を外に出すだけでなくカーテンの湿気も乾かしてくれます。雨の日や湿度の高い日は逆に換気を使用と窓を開けると湿気を中に入れてしまうので注意してください。
余りにも湿気の酷い部屋には除湿機を置くのもいいですね。また部屋に置いてある家具などが多すぎるのも湿気がこもる原因になるので、多い人は物を少し減らすのもいいかもしれませんね。
2.掃除
次に掃除についてです。掃除って関係あるの?と思うかもしれませんが関係大アリです!!!!ホコリや汚れはカビの大好物です。
なのでこまめに掃除をすることでカビの餌をなくすことができます。そうするとカビは栄養不足になるのでカビが繁殖しにくくなります。
一度カビの生えたことのある窓は窓周辺にカビが潜んでいます。床などの掃除も大切ですが、窓枠や窓周りの壁も丁寧にお掃除することでカビを防ぐことができますよ!
そういうのも少し面倒だなぁと思う方はネットや通販でカーテンにカビが生えないスプレーなども売っています。スプレーをふるだけでカビが生えにくくなるなんて素敵ですよね!こういったものを賢く使うのも一つの手かも知れませんね!
まとめ
カーテンは、大きくて洗うのが大変そうと思ったりカビが生えてしまったらもう落ちないから捨ててしまおう思っている人はたくさんいると思います。
でも、ちゃんとしたやり方さえわかればとても簡単なことがこの記事を読んでわかってもらえたと思います。
カーテンが綺麗だと外から入る光も明るく見えて、部屋全体も明るく見えるから良いですよね。酸素系漂白剤のテストなど少し手間だと思うかもしれません。
でも少しの手間で綺麗になるのなら気になりませんよね。またカビの繁殖防止に部屋の掃除をするのも、カビ防止と部屋が綺麗になるので一石二鳥です!
一見面倒そうに思うかもしれませんが、案外カーテンのカビ落としや選択はとても簡単です。是非カーテンを綺麗にして今より一層素敵なお部屋にしてみてくださいね!