1日の疲れを癒やすお風呂。
気持ち良く入っていたのに、ふと視界に入る黒カビ、赤カビ、くもり、天井の汚れ。
気分が落ちてしまったことはありませんか?
みんなどれくらいの頻度で、毎日どこまで掃除をしているんだろうと、気になりますよね。
この記事では、毎日できるお風呂掃除のコツをご紹介します。
目次
お風呂掃除は毎日どこまで洗う?浴槽だけ?床、壁、排水溝は?
お風呂掃除は、4人に1人が毎日掃除をしていると言われています。
とは言え、面倒くさいもの。
できるだけラクに、できるだけ短時間で済ませたいと思うのは当然のこと。
それを叶える一番の近道は、『毎日のながら掃除』です。
使う道具は、スポンジだけ!
① 浴槽の栓を抜きながら、シャワーで床と壁を流す
お風呂の汚れは人間の体から出た、汗や皮脂、そして体を洗う石鹸などが浴室に付いて、汚れとなっています。
汚れはその場で取ることが、すぐ落ちるコツ。
まずは、お風呂からあがったら、浴室全体をシャワーを使って流します。
ほとんどの汚れはこの流す作業だけで取れます。
床も同じようにシャワーを使って流します。
床は『床の目地』があり、その隙間やわずかな段差に汚れが残りやすいので、週に2~3回はスポンジで軽くこすりながら、シャワーで洗い流します。
② 石鹸などの収納部分も流す
シャンプーや石鹸などの収納部分もシャワーで流します。
この部分は石鹸カスが主なので、汚れが気になった時はスポンジでこすります。
③ 浴槽を洗う
浴槽の汚れは温かいうちに落とすのがポイント。
スポンジでこすり洗いします。
④ 全体に冷水シャワーをかける
浴槽を含めて、浴室全体を冷水でかけ流していきます。
お風呂のカビの原因は湿気です。
最後に冷水をかけ流すことによって、浴室の温度を一気に下げ、乾燥しやすくするのです。
⑤ 全体に拭きあげる
お風呂からあがった時に使用するバスタオルなどで、全体的にザッと拭きあげると、さらに乾燥に効果的なので、カビの発生を抑えることができます。
梅雨の時期など、湿気が多い季節だけするというのも手です。
以上が毎日のお風呂掃除の基本です。
特別な道具は一切必要ないので、気軽に始められます。
効率的な毎日のお風呂掃除のコツは?
文章にすると長いですが、上記でご紹介した掃除は、慣れたら5分程度で終わります。
それでも『面倒くさいなぁ~』と思う方!
気軽に掃除に入ることができるコツをご紹介します。
① 洗剤と掃除用具は浴室に吊り下げておく
掃除を効率的に終えるには、使う道具をあらかじめ全部出しておいてください。
すぐに掃除を始めることができます。
ただし、床置きはNG!カビのもとなので、バーなどに吊り下げて用意しておきましょう。
② 『モノと床が接しない』ように収納する
お風呂イスや洗面器なども、入浴後には床置きせず、浴槽のヘリにかけるなどして浮かせておきます。
このひと手間が浴室内の乾燥を早めます。
実際、これで私も床や用具の掃除頻度が減りました。
できれば、シャンプーなどの石鹸類も、銭湯方式で、お風呂に入る時に持って入り、出る時一緒に持って出るのが好ましいですが、家族がいる場合できないこともありますよね。
そんな時は、シャンプーなどのボトルを浴槽のヘリに転がすだけでも、ぬめりを抑えることができます。
実際私も、これで床掃除の頻度が減りました。
お風呂のカビ対策は?
カビは一度生えてしまうとなかなか取れません。
カビ取り剤はむやみやたら使いたくないですよね。
カビは予防が大事です!
除去するより予防する方が圧倒的にラクです。お金もかかりません。
カビ知らずのお風呂に生まれ変わりましょう。
① 天井掃除がお風呂掃除を変える!
一見キレイに見える天井ですが、実は目の見えないカビの原因菌が潜んでいて、カビの胞子をお風呂全体にばらまいています。
天井をキレイにすれば、壁や床をせっせと掃除しなくてもグンと回数を減らせるのです。
ということで、天井はこまめに柄付きスポンジで掃除しましょう。
週に1回でもサッと磨くだけでキレイを保てます。
② 湿気を残さない
水分の湿気はカビの繁殖を大いに助けます。
入浴後は、十分に換気扇を回すこと。できれば、2時間は回すと効果的です。
③ 週1回熱湯をかける
カビは熱に弱いので、死滅させるのに熱湯が有効です。
50度~60度くらいの熱湯をまんべんなく浴室の壁や床にかけます。
カビは成長するのに1週間~10日程度かかるので、週に1度行えば、キレイを保つことができます。
熱湯をかけた後は必ず冷水をかけて、室内の温度を下げましょう。
温まったまま放置すると、脱衣所など隣接フロアの室温が上がって、カビが発生する可能性があります。
まとめ
いかがでしたか?
掃除は毎日しなくてはいけないと思えば面倒くさいものです。
毎日の最低限の掃除は浴槽だけ。
あとは、週1回の本格的な掃除で十分です。
家族にも手伝ってもらって、ラクに快適なお風呂ライフを過ごしましょう。