肩甲骨周りの筋肉が痛いのはなぜ?原因や対策を分かりやすく説明します!

パソコンを使ったデスクワークをしている人に多いのが肩甲骨周りの筋肉が痛いという症状です。

肩こりと同じように悩んでいる方がけっこういるようです。

なかなか自分でどうしていいのか分からないそんな人のために今回は肩甲骨周りの痛みの原因や対策について詳しく見ていきたいと思います。

 

 

 

目次

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肩甲骨周りの筋肉が痛いのはなぜ?

肩甲骨周りの筋肉が痛い

なぜ肩甲骨周りの筋肉が痛くなるのでしょうか。

その理由の多くは日常生活の姿勢の悪さが原因です。

姿勢が悪くなるとどうなるのでしょうか。

ほとんどの人がデスクワークや運転、長時間のスマホなどで背中を丸め前かがみの姿勢でいることが多いと思います。

悪い姿勢が毎日のように続くことで背骨は曲がり徐々に猫背になっていきます。

猫背になることで肩がどんどん前にせり出してくるため次第に左右の肩甲骨と肩甲骨はどんどん外側へと離れていきます。

この状態になると肩甲骨周りの筋肉は常に引っ張られるようになり、突っ張ったまま筋肉が固まってそして血行を悪くさせます。

それが痛みの原因となっていくのです。

肩凝りと同様に筋肉が固くなって血行不良を起こすことが痛みの原因と考えられます。

 

肩甲骨周りの筋肉が痛む原因は?

肩甲骨の仕組み

肩甲骨は肩や腕を360度自由に動かすためにあります。

腕と肩甲骨は一体となっていて腕を支えているのが肩甲骨になります。

腕は肩甲骨に繋がり、その肩甲骨は唯一鎖骨だけに繋がっています。

骨だけを見れば鎖骨だけで肩甲骨と腕を支えている形になるため負担は大きいと考えられますが、それを補うために複数の筋肉が肩甲骨の周りを覆っています。

腕の稼動範囲が非常に大きい理由は肩甲骨が他の骨から独立していて自由に動かせるためです。

肩甲骨は肋骨の上にのっているだけで、そのほとんどがが筋肉によって支えられていて自由に動くことが出来ます。

肩甲骨には以下のようにとてもたくさんの筋肉がつながっています。

1)棘下筋
2)棘上筋
3)小円筋
4)肩甲下筋

烏口突起に付着する筋肉
5) 上腕二頭筋(短頭)
6)小胸筋
7)烏口腕筋

肩甲骨に付着する大きな筋肉
8)僧帽筋
9)三角筋
10)広背筋

肩甲骨の関節面に付着する筋肉
11)上腕二頭筋(長筋)
12)上腕三頭筋(長頭)

肩甲骨の内側に付着する筋肉
13)大菱形筋
14)小菱形筋
15)前鋸筋

肩甲骨上角に付着する筋肉
16)肩甲挙筋

肩甲骨下角周辺に付着する筋肉
17)大円筋

頸部と肩甲骨に関する筋肉
18)広頸筋
19)肩甲舌骨筋

これだけたくさんの種類の筋肉が肩甲骨を支えていることが分かると思います。

筋肉は四方八方からそれぞれがバランスを保って骨を支えているのですが、長い年月悪い姿勢が続くことでこれら筋肉のバランスが崩れてしまいます。

バランスを失ったことで負担が増える筋肉が出てきてしまいその筋肉が痛みとなって悲鳴をあげるのです。

これが肩甲骨周りの筋肉が痛む原因となります。

 

 

 

肩甲骨周りが痛いときの対策は?

 

肩甲骨周りの筋肉が痛いときの対策として

ストレッチをしよう

肩甲骨周りの筋肉の動きが悪くなっていますので筋肉の動きを良くするためにストレッチをしましょう。

 

 

体を温めよう

ゆっくりお風呂につかってよく体を温めましょう。

筋肉は温めることでやわらかくなり血流も良くなります。

お風呂上りにストレッチをすることでさらに効果はあがります。

 

姿勢を改善しよう

しかし根本的な原因を解決しないことには痛みは完全になくなりません。

悪い姿勢は体のゆがみをつくります。

悪い姿勢をとらないことが一番の解決方法だといえるでしょう。

立っている時も座っている時も体が縦にまっすぐ一直線になるようにイメージしてください。

 

まとめ

今回は肩甲骨周りの筋肉の痛みについて詳しく見てきました。

主な原因は姿勢の悪さからくる筋肉のハリやコリにあります。

肩甲骨周りの筋肉をストレッチしてゆるめ血行を良くすることが大事です。

しかし一番にやることは悪い姿勢をなるべくとらないことです。

ゆがみのないバランスの取れた筋肉は血行も良くいつもやわらかい状態を保ちます。

日常生活で少しでも正しい姿勢というものを意識していただけたらと思います。

 

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