子供が産まれて、幸せな毎日を送るはず!
なのに、毎日休む暇なく続く育児と家事で、心も体もボロボロになっていませんか?
子供が訳もわからず泣き続ける。
子供が全然言うことを聞いてくれない。
夜中の授乳や夜泣きで眠れない。
子育てする方の悩みは、本当にたくさんあります。
とくに新生児期は、産後の不安定な体調とホルモンバランスの崩れにより、精神的にも落ち込みがちになる時期でもあります。
そこに、夜中の授乳が重なって、睡眠不足になるため、眠れないストレスからイライラしたり、精神的にも余裕がなくなるのです。
ただでさえ大変な子育てを、どうしたら楽しんでやっていけるのでしょうか。
赤ちゃんの時期はもちろんですが、その後の幼児期も、何でもやりたい子供の相手をするのは、なかなか難しくて大変ですよね。
子育てに疲れ、苦痛で逃げたいと思っているお母さんたちへ、私の体験も含めて、何か参考になることがあれば嬉しいです。
目次
子育てから逃げたい!子供の相手をするのが苦痛
自分の子供は本当に可愛くて仕方ないのに、その子の相手をして遊んであげることが苦痛に感じること、ありませんか?
育児を楽しめない、育児がつらいと感じている方は、我が子の相手をしてあげることも苦痛に感じてしまいます。
生後6ヶ月あたりまでは、オムツ替え・ミルク・眠くて泣くの繰り返しで、そこからは夜泣きが始まったり、イヤイヤ期が始まったり。
「遊んであげたいけど家事もやらないといけないし、でも可哀想だから相手してあげなきゃ」というように、余裕のない毎日が続いて、自分でも何からどうしたらいいのか、分からなくなっていませんか。
実際、私もそんな感じの毎日を過ごしていた1人です。
自分では出来る限り、子供の相手をしていたつもりでも、他の人からは「家で相手してあげてないから、周りに溶け込めない」というようなことを言われたりもして、かなり落ち込んだことがありました。
子供の遊びに付き合ったり、本を読んであげたり、構ってあげることは、世間では普通なのかもしれませんが、なかなか簡単に全ての人ができることではないと思います。
それに加えて、育児に疲れてしまっている人だと尚更のことです。
いくら我が子でも、相手をするのがつらいと感じてしまい、ストレスになってしまうこともあるでしょう。
子供は、たくさん注文をしてきますし、あれもこれもとキリなく次から次へとお願いをしてきたりします。
毎日これが続くと、よっぽど穏やかな性格の人や、余裕のある人でないと、子供の相手は苦痛にしかなりません。
私もでしたが、きっと「自分だけ我が子に対して愛情が足りないのではないか」、と悩んでいる人もいることでしょう。
違いますよ。
世の中の育児しているほとんどの人が、一度は感じたことがあるはずです。
余裕がない!子育ての負担を減らすためには
では、そんな子育て・育児に関しての負担を、少しでも減らすためには、どうしたら良いのでしょうか。
私の場合は、とにかく「人に話すこと」でした。
誰かが言っていた言葉ですが、
「育児は一人でするもんじゃなくて、頼れる人がいたら頼って助けてもらいながら、みんなで育てるもんだよ」
と、こんな風に言われたことが、本当に救いになりました。
あくまでも、私の場合ですけどね。
そして現在は、各市町村に育児相談ができる、窓口的なものがあるはずなので、育児に行き詰まってしまったら、すぐ相談してみるのもいいと思います。
市町村によっては、一時的に子供を預かってくれる施設があったり、そこを紹介してくれたりもするはずです。
子育てを苦痛にしか感じなくなったら、利用してみて下さい。
きっと、少し子供と離れてみることで、心にも余裕が生まれるかもしれませんよ。
あとは、頼れる家族がいる場合は、頼ることです。
産まれたばかりの赤ちゃんと、一日中一緒にいて、気が滅入ってしまったりするので、私は実母に預けて、買い物に行かせてもらったりしていました。
これは、人見知りが始まる前には大丈夫でしたが、私がいないと泣くようになってからは無理でしたね。
小さいうちから、いろんなところに連れて行って、いろんな人に慣らすといいかもしれませんよ。
友人でも家族でも、子育ての悩みは、話せる相手に話して、聞いてもらうだけでも少し楽になります。
まずは、旦那さまに話してみて、育児がダメなら、家事の方を協力してもらえるよう相談してみて下さい。
もし、それでもどうにもならない場合は、私の究極論ですが、「1日1つ諦めましょう」
子育ての何が大変に感じているか、人それぞれだと思いますが、時間がなくてできないのであれば、無理をしてやらないのも、1つの方法ではないでしょうか。
気持ちに余裕がないと、親も笑顔になれません。
親が笑顔になれないと、子供も笑ってくれません。
子供は親が笑顔でないと、悲しくなり泣きますよね。
子供が泣くと、親はイライラしますよね。
その悪循環が苦痛の原因になっていたりしませんか?
完璧にこなすことを諦めると、少し気持ちは楽になりますよ。
子育ての相談、アドバイスをもらえるところは
最近は、どこの市町村でも、子育てに関するイベントがよく行われています。
イベントの中で、子育ての悩みを聞いてくれたりもします。
私の住んでいる市では、保健センターで5ヶ月検診や7ヶ月検診などを行なっているのですが、そのときに日頃の悩みなどを保健センターの職員の方が聞いてくれます。
個別に相談などもできるようになっています。
もちろん、検診のときだけでなく、いつでも行って話を聞いてもらえますし、電話相談も受けてくれているようです。
予約制で臨床心理士の方が、お話を聞いてくれる日もありました。
最近、育児放棄や虐待も多かったり、育児ノイローゼや鬱など、さまざまな問題があるので、国や各市町村も、子育てのアドバイスやフォローは、かなりしてくれるようになってきてると思います。
出産した病院でも、「子育ての悩みはここに連絡してみてね」という、案内を渡していたりもします。
恥ずかしがらず、疲れきってしまう前に、そのような場所を利用してみて下さいね。
私も何回か行ってますが、ちょっとした不安や悩みでも、とても親切に聞いてもらえますよ。
まとめ
子育ては、経験した人にしか分からない、いろんな悩みや不安がたくさんあります。
その中で、自分の子供なのに、一緒にいたくないと思ったり、遊び相手になるのが辛いと感じたりすることもあると思います。
毎日の家事をこなして、子供のことまで全部やって、可愛い我が子なのに、日々のストレスからか苦痛に感じる子育てに直面している人も多いとも思います。
実際、私もそうでした。
恥ずかしくもないし、ひどい親でもありませんよ。
私も自分を責めたりしたこともありますが、今思えば、その時は本当にいっぱいいっぱいだったのです。
子供は親がどんなことをしてあげたとしても、成長します。
大きくなると、一緒に遊ぶことさえできなくなります。
そう考えると、今小さいうちしか、子供と遊んだり、抱っこしたり出来ないんですよね。
今辛いけれども、そこを誰かに頼りながらでも乗り越えられれば、きっと子供と心から笑えるようになります。
今まさに子育てに奮闘している方、あなたがいないと子供は笑えないのです。