寒くなりインフルエンザの季節になってきましたね。
簡単にインフルエンザの説明をすると、ただの風邪よりは症状が重い、高熱、関節痛、頭痛、など全身症状が特徴的のウィルス感染症です。
子供や高齢者は特に気をつけなければいけない代表的なウィルスですが、働き盛りの大人の場合はどうでしょうか。
重症例は少ないとはいえ、感染しない保証はありません。
体力がありそうで元気モリモリの男性だってかかってしまう事はあります。
出勤したいけど移してしまったらどうしよう。
会社に迷惑をかけてしまうかもしれないと不安ですよね。
インフルエンザに感染してしまった場合、どのくらい会社を休めばいいのかの目安を少し頭に入れておくと少しは不安も解消されますね。
目次
インフルエンザの出勤停止日数は?
医療機関に勤めている知人に聞いてみるとインフルエンザと診断されると、その日から5日間の出勤停止命令が下るとのことです。
もちろん仕事柄、何か理由がない限りは職員全員が予防接種を毎年受けているようでした。
インフルエンザに感染すると1~3日の潜伏期間を経て発症しますが、大体の人は発症後2、3日で症状が落ち着き2、3日で完治するという傾向にあるようです。
就業規則に予め設けている会社で診断書も必要な場合もあるので確認してみましょう。
規則がある会社の大体が発症後5日間で6日目から出勤可が多いようでしたよ。
ちなみに国が定めた法律上ではどうなのか調べてみました。
- 新型インフルエンザにかかった場合は「就業禁止を命じることができる」
補足:季節を問わず感染する可能性があり、今まで人に感染した例がない型のインフルエンザウィルスがヒトからヒトへ感染してしまうことを言います。全く免疫がないため重症化しやすく、大流行する可能性があると言われています。
- 季節性インフルエンザにかかった場合は「就業制限の対象ではない」
補足:名前の通り毎年秋から春前までにかけて流行し、多くの人が免疫を持っています。
少し難しいかもしれませんが、新型と季節性の違いをもっと詳しく知りたい方はこちらのサイトを参考にしてください↓
「http://www.kantei.go.jp/jp/headline/kansensho/influenza.html#ko01」
どちらにしても感染力が強いことは同じです。
インフルエンザの症状が治まった後でも感染するの?
ウィルス性胃腸炎もそうですが、インフルエンザにかかり全身症状が落ち着いてきても体内にウィルスはいます。
感染力が最も強いのは症状が出てから2、3日(48時間~72時間)と言われているようですが
その後も2、3日はウィルスが体内に潜んでいるため出来るだけ外出は控えましょう。
どうしても外出しなければいけない場合は、必ずマスク、手洗い・うがいを徹底しましょう。
インフルエンザを早く治す方法は
早く治したくても感染してしまえば完治までの期間は変わらないと思うし、本当に早く治す方法なんてあるの?と調べてみたら意外にも対策方法ってあるんですね。
その中でも私個人的に効果的かなと思った方法をいくつか紹介します。
インフルエンザウィルスに有効な治療薬を使う
タミフル、リレンザ、イナビルという名前をよく耳にすると思いますが、はやり一番は薬だと思います。
ただしウィルスが増殖している48~72時間以内に薬を使うことが大事だそうです。
インフルエンザ治療薬はウィルスと死滅させるのではなく、ウィルスの増殖を抑える薬だからです。
ピークを過ぎるとウィルスは減少傾向に向かうため効果はあまり期待できないということでした。
ウィルスの増殖期間に薬を使用出来れば1日~2日程度早く治ると言われているそうです。
安静にする
インフルエンザの症状は体力を奪われるケースが多いです。
診断されたら症状が落ち着くまで、とにかく身体を休めましょう。
加湿をする
ウィルスが嫌う部屋の環境を作りましょう。
室温 20℃~25℃ 湿度50%~60% 最適
乳酸菌を摂取する
十分に休養をとり栄養のあるものを食べるというのが基本ですが、その中でも乳酸菌の効果がとても興味深い内容でした。
数年前から“R-1ヨーグルト”がインフルエンザの予防になると話題になりましたね。
実際の実験でも成果が出ているので信頼していいのでは?と思います。
インフルエンザにかかってしまった時でも乳酸菌は有効だそうで、
摂取することによって免疫力を高め体内に入ったウィルスや菌を退治して排出してくれると言われています。
その他にインフルエンザに効く食べものや飲み物についても参考にしたい方はこちらをどうぞ↓
まとめ
大人がインフルエンザで出勤停止になってしまった場合、発症から5日が目安になります。
症状が治まっても2~3日は2次感染の恐れがある為、インフルエンザによる就業規則が定められていない場合は会社に理解してもらい出勤は避けましょう。
症状が軽い場合でもインフルエンザの可能性は十分に考えられるので、まずは体調が変だなと思ったら病院に行って検査をすることがオススメです。
早く知ることは早く治すことにも繋がります。
何よりもまずは予防接種、手洗い・うがい、乳酸菌を普段から摂取するなどして免疫力を高め
インフルエンザにかかりにくい身体をつくっていくことが大切ですね。