千葉県いすみ市はいすみ鉄道が鉄道好きにとても親しまれています。1両~2両の車両で見た目もとても可愛いく季節ごとの風景に合う!!
そんないすみ市には千葉県民にもあまり知られていなB級スポット「ポッポの丘」というところがあるんです。
行ってみるとすぐにB級だなと言うことは分かって貰えると思いますが、B級だからこそおすすめできる場所なのです。
観光地とは言い難い、長居はあまりできない、でも調べると1度は行ってみたいと思うはず。
鶏卵牧場が経営しているため卵との関連性も強く、売店では卵の詰め放題もやっています。
鉄道に興味がなくてもちょっと楽しかった場所でした。そして子供なら2歳くらいの幼児(特に男の子)から楽しめます。
どんな場所なのかその魅力をご紹介します。
目次
ポッポの丘の基本情報
【名称】
ポッポの丘(鶏卵牧場)
名前の通りちょっと高い丘にあります。
【住所】
〒298-0135 千葉県いすみ市作田1298
【電話】
0470-62-6751
【営業日】
金・土・日・月・祝(悪天候は休業)
【営業時間】
10:00~16:00
【駐車場】
有(無料)
【入場】
無料
【トイレ】
有 おむつ替えベッド等無し
【売店・カフェ】
有
売店では鉄道グッズ、卵などが販売されています。
カフェT.K.Gではソフトクリーム、ドリンク類、カレー、牛丼などお食事もできますが、一番のおすすめは卵を使用した“T.K.G(卵かけご飯)”です。
もちろん私も注文しました~。
生卵・ごはん・お吸い物・シダのいわしの角煮がついた定食になっていました。車内はセルフでお水もあります。
いすみ鉄道の車両が食堂になっていてご飯を食べることができます。こういう経験はなかなかできないので嬉しく感じました。
そして窓からの見晴らしがとてもいいです。
【混雑状況】
日曜日に行きましたが、少なくとも私が行った日は車3台が止まっていた程度です。
入れ替わりポツポツお客さんが来ている印象がありました。
もしかしたら連休などは比較的混むのかもしれません。
ポッポの丘の魅力
新鮮な卵を購入できることも魅力ですが、私が心を惹かれたのは引退した旧モデルの電車達が無造作に展示されているところ。
誰でも中に入れ、車両ごとに活躍したころの記事の展示や写真、小さい子でも遊べるように電車関係のオモチャが置いてあったり、警笛体験もできました。
外には遊べるように遊具もあって子供がとても楽しそうでした。
私が学生の時に線路を走っていた旧デザインのモデル車両もあって懐かしく感じました。
もしかしたら気軽に見ることができるのはここだけかもしれません!
見た目はB級スポットだなと思わせますが、駐車場も入場も無料というのも◎。
文句はありません!!
むしろ面白い場所を発見したとウキウキした気分になりました。
同じ年の子がいるママにも無料だから近くに行ったらぜひ寄ってみて!とおすすめできるような場所です。
この場所に車両が保存されるようになったきっかけは、いすみ鉄道の当時の社長から鉄道車両を200万円で買わないか?と話を持ちかけられ自動車を買う感覚で購入したことだそうですよ。
それを無料で見学させてくれるなんて鶏卵牧場の社長に感謝ですね!!
ポッポの丘へのアクセスは?
電車の場合
- いすみ鉄道 国吉駅よりタクシーで約15分
- いすみ鉄道 上総中川駅から徒歩30分
ポッポの丘あたりは田んぼしかありません、無理せず車を使うのがおすすめです。
そしていすみ鉄道の電車の本数はとても少ないです。電車の際は時刻表のチェックを!!!
車の場合
圏央道 市原鶴舞ICで下り、国道297号から465号線をいすみ方面へ。
この辺の一般道路はほとんど渋滞にあったことがありません。
休日の東京方面はいつも渋滞ですが、いすみ・茂原方面は道が空いているのも嬉しいところです。
ポッポの丘の卵詰め放題とは?
ポッポの丘では卵詰め放題を目的に訪れる人もいます。
房総の温暖な土地で太陽をいっぱい浴び、たくましくのびのび育った鶏が生む卵を「庭先たまご」と呼んでいるそうです。
食材にこだわるパティシエやシェフからも注目されている自信作と言える卵のようです。
平成22年7月から、鶏卵公正取引協議会から公正マークの承認も受けたそうです。
そんな嬉しい卵の詰め放題、料金については正確ではないのですが1500円はしなかったかなと思います。ただし1000円以上でした。
箱を渡され積んでいくタイプなんですが、卵が箱から落ちた時点で終りとか・・・私たちが行ったときは1組の親子がやっていました。
値段的にはちょっと高いと思うかもしれませんが、最高で60個乗せられると店員さんが言っていたことは覚えているので新鮮さと卵のブランドからすると単価は決して高くないかと思います。
挑戦したい方はやってみてください。
※詰め放題以外でも購入可能です。
まとめ
ポッポの丘は鶏卵牧場が経営する鉄道車両保存施設です。
今ではもうお目にかかれないレアな電車がたくさん展示され、その歴史も知ることができ、立ち入り禁止車両以外は車内見学も自由に可能で、行くだけなら完全無料です。
小さい子供はもちろん楽しむこともでますが、なにより大人が童心に帰った気分になれる場所になっています。
行った際は“庭先たまご”と言われている卵にも注目してみてください。
現地で食べるなら、お腹を空かせて卵かけご飯を!!!
新鮮卵も購入できるのでお土産は卵で決定ですね。
電車に少しでも興味があれば損はしない穴場スポットです。
いすみ方面に行かれる際は、ちょっと立ち寄ってみて下さい。