辛いつわりを抑える方法とは?食べ物や薬についても!

つわり

妊娠して喜んでいたのに、それもつかの間、すぐつわりで気持ち悪さが押し寄せてきます。

妊娠中の女性の約80%が経験するというつわり。

その多くはひどい吐き気です。

赤ちゃんのために増えるという女性ホルモンの働きで、ホルモンバランスが崩れて、つわりの症状が起こるようです。

吐き気は食べ物や匂いなどにも症状が左右されますし、逆に空腹でも気持ち悪くなることもあります。

さらに、ひどい場合は水さえも飲めなくなり、点滴や入院が必要となる妊娠悪阻になることもあるのです。

たかがつわり、と周りの人は思うかもしれませんが、放っておくと赤ちゃんにも栄養がいかなくなったり、お母さん自身も地獄のように辛いので、仕事も家事もできなくなってしまうこともあります。

では、どうすれば抑えられるのでしょうか。

私自身も経験した、つわりについて、同じく苦しんでいる人の参考になれば嬉しいです。

 

 

目次

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つわりを抑える方法とは

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つわりには2つのタイプがあります。

吐きづわり

1つは「吐きづわり」タイプで、それまで普通に食べていたものも、気持ち悪くなるため食べられなくなったり、好きだった飲み物も飲めなくなったりします。

中には、いろんな匂いに反応して吐き気が出ることもあります。お米の匂いや、柔軟剤、化粧品の匂いなど、それまで使っていた物でも、気持ち悪くなったりするのです。

私もこの「吐きづわり」タイプだったので、食べ物が食べられなくなり、ジュースも飲めなくなりました。

食欲がなくなり、常に胃がムカムカしている状態でした。

では、どうしたらつわりを抑えられるのでしょうか。

まず、「吐きづわり」の場合は、1日必ず三食食べなくてはならないという考えを変えてみてください。

食べられるときに、食べられるものを、食べられる分だけ食べましょう。

吐いてしまうと、脱水症状になることが危険なので、水分も自分が飲める物を飲めるときに、少しずつ飲むようにしましょう。

急に一気に飲むと、吐いてしまったりするので、注意してくださいね。

妊娠初期のうちのつわりでは、無理して赤ちゃんのためにたくさん食べ物を食べなきゃならない訳ではないので、水分さえ取れていれば大丈夫ですよ。

あと、匂いで気持ちが悪くなる人は、マスクをして、出来るだけその匂いに近づかないように心がけましょう。

家族にも協力してもらうことも大事ですね。

食べづわり

もう1つは「食べづわり」タイプです。

こちらは吐きづわりと逆で、空腹になると気持ち悪さを感じるので、常に何かを口にしていたくなります。

中には、食べていないと気持ち悪いので、食べ過ぎで太ってしまったり、あまりに食べるので吐き気も出てきてしまう、という人もいるようです。

「食べづわり」の場合ですが、こちらのタイプは空腹を感じると気持ちが悪くなるので、一回の食事量を少なくして、回数を増やしてみてはいかがでしょうか。

少しずつ食べるようにして、空腹になる時間を減らしてみましょう。

でも、急激な体重増加は良くないので、飴やガムなどをうまく活用して、体重管理には気をつけて下さいね。

何かを口にしているだけでも、少しだけ気持ち悪さも無くなりますよ。

 

つわりを抑える食べ物・ひどくする食べ物とは

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では具体的に、つわりのときにおすすめな食べ物は何があるでしょう。

「吐きづわり」「食べづわり」どちらの場合でも、脂っこい料理や味の濃いもの、匂いが強いもの、などは食べにくく感じることが多い気がします。

汚い話になりますが、実際私も、つわりが落ち着いてきたときに、大丈夫だろうと、家族でラーメンを食べに行ってしまい、味噌ラーメンをしっかり食べてしまったら、その日のうちに全て吐き出してしまったことがありました。

脂っこいコッテリした食べ物、ラーメンや揚げ物などは、つわりのときには特に向いてないようです。

私の場合は逆に、つわりのときに食べやすくておすすめだったのは、梅干しや味が薄めのそうめん、あとは蒟蒻ゼリーです。

蒟蒻ゼリーは何も食べられなかったときに、とても重宝しましたよ。

夜も枕元に常備したりしていました。

それ以外だと、砂糖が入っていない炭酸水です。

お茶も飲めなくなっていた私には、適度な爽快感がある炭酸水がとても飲みやすくて、出産した今でもよく飲んでいます。

個人差もあるとは思いますが、一時的に吐き気が抑えられる気がして飲みやすかったですよ。

つわりを抑える効果としては、生の生姜に含まれるジンゲロールという成分が、吐き気や頭痛を緩和すると言われていますが、なかなか生では食べづらいですよね。

お湯にはちみつと生姜を加えて、生姜湯なんかはまだ飲みやすいかもしれませんので、試してみてください。

あとは、つわりを緩和するというビタミンB6が含まれる、バナナやレバー、じゃがいもなどもおすすめです。

じゃがいもだけのポテトサラダは、私もよく食べていました。

バナナは何も食べられなかったときでも、パクっと食べやすくて栄養にもなります。

冷たいアイスなども、食べられたという友人もいましたよ。

何にせよ、食べ過ぎないように、少しずつゆっくり食べてみてくださいね。

 

 

つわりを抑える薬・漢方薬は

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辛いつわりがあると、妊娠期間がとても長く感じ、せっかく幸せな気持ちになっていても、それが台無しになってしまいますよね。

そんなときは、我慢をせずに産婦人科の先生に相談してみてください。

市販の薬だと妊娠中は飲めないものが多いので、必ず産婦人科の先生から処方してもらった薬を飲むようにしましょう。

つわりにも個人差があるので、あまりにひどい場合は妊娠悪阻という病気になってしまうこともあります。

そうなる前に一度相談して下さいね。

つわりに効果的な薬として、ビタミン剤(ビタミンB6)が処方されることがあります。

ビタミンB6は吐き気を緩和してくれ、つわりの悪化を防ぐとも言われています。

あとは基本的に、吐き気どめの薬で、プリンペランやグルタチオンという薬が多いですね。

食欲不振や胸やけにも効果があるようです。

効き目にも個人差はありますが、私自身もプリンペランを飲んでいた時期がありました。

個人的には飲んだ方が、食欲も出ていましたし、水分もとれていた気がします。

私はつわりと共に、胃痛に悩まされていたので、先生に相談して胃薬も処方してもらっていました。

その胃薬で、私の場合は食欲不振が改善されましたよ。

つわりに悩まされている女性の中には、漢方薬をもらっている人もいました。

吐き気どめよりも、まず最初に漢方薬を処方する先生が多いかもしれませんね。

つわりに効果がある漢方薬としては、「小半夏加茯苓湯 しょうはんげかぶくりょうとう」という薬が、多く処方されるもののようです。

薬の効き目は人それぞれなので、きちんと相談して、自分に合った薬で、つらいつわりを乗り切って下さいね。

 

まとめ

つわりは経験した本人にしか分かりません。

しかも、子供を何人も産んでいる人でも、その時その時で全く症状が違ったりします。

つわりが辛いときは、無理をせず、仕事もお休みをもらって、食べられるものを少しずつ食べ、ゆっくり休んで下さい。

ときには、産婦人科の先生に相談して、お薬をもらって、症状をやわらげて下さい。

これから産まれてくる赤ちゃんのためにも、お母さんの体調が一番大事です。

周りの人の協力も本当に大切ですので、妊婦さんでつわりに苦しむ人がいたら、フォローしてあげてくださいね

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