ウイスキーボンボンは酔う?アルコールが子供に与える悪影響とは?

ウイスキーボンボン(チョコレートボンボン)はバレンタインの時期になるとよく見かけますよね。

大人は美味しくて好きな人も多いですが、私のようにお酒に弱い人はウイスキーボンボンでも体が熱くなってきてたくさんは食べられません。

ウイスキーボンボンは子供が食べてもいいもの?という疑問がありますよね。

子供がアルコールを摂取するとどうなるのか説明していきます。

ウイスキーボンボンはアルコールが入っていますが、車を運転しても平気なのかについても詳しく見ていきたいと思います。

 

 

目次

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ウイスキーボンボンを子供が食べたら酔う?

ウイスキー1

ウイスキーボンボンを子供が食べていいのでしょうか。

それは法律的には問題ないです。

ウイスキーボンボンはお酒類には分類されず、お菓子に分類されているので法律的には全く問題ありません。

しかし、ウイスキーボンボンの箱の注意書きのところには「子供・妊婦はご遠慮ください」というふうに明記されています。

ウイスキーボンボンを食べると子供は酔うのでしょうか。

それは酔う可能性があります。

見た目で分かる場合は、ふらふらしたり、言葉がおかしくなったり、テンションが高くなったりします。

ですが、目に見えない事が多いです。それは、体になんらかの影響が出るということです。

子供の脳はまだ未熟なので悪影響が大きくでます。

ですので、なるべく食べさせないほうがいいでしょう。

 

子供がアルコールを摂取するとどうなる?

ウイスキー2

では、子供がアルコールを摂取するとどんな影響があるのかを説明していきます。

まず始めに言っておきます。

子供がアルコールを摂取して良いことは1つもありません!

子供の体はまだ未熟ですので、色々な影響がでます。

 

アルコールは吸収が早く胃腸から血液に入り数分で全身に行き渡ります。

アルコールが脳に入ると脳の働きを麻痺させて酔った状態になります。

アルコールは肝臓で酵素によって分解されますが、子供の肝臓は未発達なため酵素が少なくアルコールを分解する働きが十分ではありません。

肝臓で処理しきれなかったアルコールが他の臓器などに悪影響を及ぼすことになります。

 

急性アルコール中毒になる

急性アルコール中毒はいっぱい飲んだ人がなるイメージですが、子供の肝機能が未熟なので、少量でもおこります。

急性アルコール中毒とは、脳を麻痺させ、呼吸器や心臓までも麻痺させてしまい、命に関わります。

脳の機能が低下する

脳の機能が低下すると、無気力・うつ状態になりやすくなります。

集中力の低下・記憶力の低下・学習能力の低下につながります。

肝機能障害がおこる

肝機能障害とは、アルコール性肝炎(症状としては発熱・だるさ・食欲低下・むくみなどが出てきます。放置しておくと、肝がんを引き起こすリスクが高くなります)・肝硬変(症状としては、初期はほとんど無症状です。進行すると症状がでてきます。むくみや、食欲低下・体のだるさ・熱・手のひらが赤くなる・かゆみなどの症状がでてきます)などの病気につながります。

アルコール依存症になる

アルコール依存症になることもありえます。

依存症になってしまうと、始めはゆるやかで気づきにくいのですが、進行していくと、病的な飲酒行動をおこします。

お酒をさがし、飲むという繰り返しをします。

始めは時間の間隔が長いのですが、段々と短くなり1日中という風になっていき、お酒がないと落ち着かないようになります。

子供がお酒を誤飲してしまったときには

子供にアルコールは危険です!

もし、誤飲してしまった場合は、水や牛乳を飲ませて体内のアルコール濃度を薄めてください。

牛乳は胃の粘膜を守ってくれる働きがあるので有効です。

吐かせるのは誤嚥を起こしてしまう危険性があるので避けてください。

そして病院にいくことをお勧めします。

重度の場合は胃の洗浄を行うこともあります。

海外では、母乳にアルコール分が入っていて、それを飲んだ赤ちゃんが死亡したという事例もあるのです。

 

 

ウイスキーボンボンを食べたら飲酒運転になる?

ウイスキー3

ウイスキーボンボンはお酒類には分類されないと説明しましたが、アルコール度数は平均で2~3%含まれています。

お酒に分類されるものはアルコール度数1%以上でお酒とされています。

なのでウイスキーボンボンはお菓子に分類されるから大丈夫なんていうのは間違いです。

ウイスキーボンボンの箱の注意書きには「運転をするひとはご遠慮ください」というように書かれています。

実際にウイスキーボンボンを2個食べた人が酒気帯び運転で捕まったという事例があります。

運転する前には食べないほうがいいでしょう。

ほかにも、奈良漬けや、酒まんじゅう・かす汁・栄養ドリンクです。

栄養ドリンクは意外だと思うのですが、製品により、アルコールが入っています。

日ごろ飲んでいる栄養ドリンクの原材料と栄養成分のどちらかにアルコールという成分が記載されていないか確認してみてください。

 

まとめ

ウイスキーボンボン(チョコレートボンボン)は美味しいですが、子供にはあげずに、大人になってからと伝えましょう。

法律的には大丈夫でもアルコールが少量でも入っているので避けたほうがいいですね。

子供がアルコールを摂取してしまうと、体に悪影響が起きてしまい、最悪の場合は死に至るということもあるので、絶対に避けましょう。

日ごろから、アルコール類は手の届かないところに置いておきましょう。

水と焼酎を間違えて誤飲するという事例もありますので、気をつけたいですね。

ウイスキーボンボンはお菓子ですが、アルコールが入っているということを忘れずに、車を運転するときは食べないようにしましょう。

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