年々増えている花粉症。
さまざまな約50種類の花粉が1年を通して飛んでいると言われています。
その中でも春に猛威をふるうスギ・ヒノキ花粉に反応する人が最も多く、2月~3月にピークを迎えますが、1月を過ぎたころから花粉が飛び始め、花粉症の患者さんは12月あたりから対策をしている人も多いようです。
最近はこの時期に外出するとマスクをしている人がすごく多くなりましたね。
インフルエンザも流行時期なので風邪なのか、花粉予防なのかわからないくらい多い気がします。
私も学生の頃から花粉症のひとり。本当につらくて特に3月は憂鬱でなりません。
目や喉の痒みや鼻水、くしゃみと言った症状が一般的な花粉症。
私なんて顔も痒くなります。
実は喉の痛みや熱などが現れた場合にも花粉からきている場合あります。
特に今まで花粉症じゃなかった人!!最初の症状は大体の人が風邪かなぁ・・・と言った症状が多いようですね。
3月から4月は寒暖差が激しい日もあり風邪と勘違いしてしまうこともあります。
毎年同じ時期に同じ症状が現れるなと感じた人は花粉症かもしれません。
そして何の対策もしていないと悪化してしまいます。
まさか!!とよぎった人は、こちらを読んでしっかり対策を!
目次
花粉症で熱が出る原因とは
まず熱でも花粉症と風邪の症状は根本的な原因が違うことはご存知の通りで、花粉症はアレルギーによるもの、風邪はウィルス感染によるものです。
花粉症で発熱した場合は高熱よりも微熱が出ることが多く、原因を調べてみると、花粉症による発熱の原因のほとんどが、花粉の抗原を風邪ウィルスと同じだと身体か反応してしまうという免疫の過剰反応と言われるものが占めています。
他には少ないですが体の免疫力の低下や薬の副作用も発熱の原因になる場合があるようです。
重症化すると稀に高熱が出ることもあるので注意ですね。
私は主にスギ花粉症ですが、主人はスギ花粉だけでなく色々な花粉に反応します。
例えば、菜の花とかキンモクセイ!!
菜の花畑の景色はとても綺麗、キンモクセイはとってもいい匂いがして、私にとっては癒し効果抜群なんですが、見ていて可哀想なくらい主人は反応しています。
そこから副鼻腔炎になってしまうことが多く、その時期は微熱や頭痛などの症状が現れています。
まぁ辛い症状が出ているのに毎年予防対策を全くしようとしないので救いようがないのも事実ですが・・・
ということで花粉症が悪化して体調が悪くなり発熱するというのが原因で、花粉症は発熱の直接的な原因ではないそうです。
花粉症で喉が痛い原因とは
この症状も花粉症の私から言うと急に喉が痛くなるというわけではなく、まず花粉が体内に入ったアレルギー反応で、喉が痒い感じやイガイガすることから始まる気がします。
【喉が痛くなる原因】
- アレルギー反応が喉で起きている
- 鼻呼吸よりも口呼吸が多い
※口呼吸は鼻呼吸よりも菌やウィルスと直接接触してしまったり、唾液を出す機能が自然と低下して喉を痛める原因になってしまう
- 喉が炎症を起こしている
つい舌で喉の周辺を触ってみたりすると、そこから炎症を起こしてしまい喉が痛くなってしまうという感じです。
本当は触れない方がいいんでしょうけど、気にせずにはいられず触ってしまうんですよね。だって痒いんですもの!!
もしかしたら経験がないとちょっと分かりにくいかもしれません。
発熱の症状は稀ですが、花粉症の症状の特徴として喉の痛みを訴える人は結構いるようです。
花粉症で熱や喉の痛みがあるときの対策は
対策をお話しする前に、まず自分は花粉症かもしれないと自覚することが大事。
今まで花粉症ではなかった人で症状が出始めても「自分は絶対に花粉症にはならない!」
「認めてしまったら花粉症になってしまう!」と言って認めない友人が数人いまして(笑)
私としては仲間が増えたとニヤニヤしてしまうんですが、花粉症って急に発症するらしいですね。
どんな植物・食べ物・菌などに反応するのかは耳鼻科や皮膚科などでやっているアレルギー検査(血液検査)ですぐわかります。
- 家族がなんらかのアレルギーを持っている遺伝的な要素
- 既に症状が出ている
- どんなアレルギーを持っているのかを把握したい
項目が増えると料金もかかりますが、気になる人は一度やってみてください。
【対策方法】
- 規則正しい生活を心がけ免疫力を下げない
- 花粉が飛び始める時期よりまえに耳鼻科などで自分に合った抗アレルギー剤を処方してもらう
喉編
- アレルギーのもとになる物質にできるだけ接触しないようにする
日常生活で100%触れないようにするのはかなり難しいですが、マスクやメガネ、帽子を着用するなどして対策を!!
- 加湿をして乾燥を防ぐ
部屋を加湿するのも効果的。そしてのど飴やマスクをして喉の潤いを保つことも痛みの緩和につながるそうです。
- うがいを心がける
特に外出から戻ったらまず手洗いの他にうがいもしてください。
迅速な殺菌・消毒効果があるようですよ。
熱編
こちらについては一番効果的なことは喉対策と同じでまずはアレルギーとなる花粉を寄せ付けないこと!
私も花粉症の時期はいろいろな症状が出てしまい、ボーっとしたり体調がすぐれない日が続きます。
解熱剤を使用すると熱は下がるそうですが、根本的な対処法にはならないのでまずは予防対策をすることが大事になってきます。
まとめ
なんらかの花粉が1年中飛んでいますが、特に多いと思われる2月~3月の時期に喉の痛みや微熱が続く風邪に似た症状があったときは花粉症の症状かもしれません。
一番の対策は規則正しい生活をして免疫力アップ!花粉をできるだけ寄せ付けないことです!
解熱鎮痛剤はその場の効果はありますが根本的な治療にはならないことを知っておきましょう。
花粉症ではなかった人も明日突然花粉症になるかもしれません!
マスクは常備しておくよいいかもしれませんよ。