「妊娠中~出産まで」夫にできることや心構えまとめ!

初めてママになる方は、きっと不安がいくつもあるんじゃないでしょうか。

妊娠に気づいたとき嬉しい気持ちと不安な気持ちで複雑な心境になることもあります。

そんなとき誰よりも支えになってほしいと思うのが将来パパになる夫の存在。

報告したらどんな顔をするだろう。

どんな気持ちになるだろう。

最初になんて言ってくれるかな?なんて私も考えたことがありました。

妊娠すると赤ちゃんの成長のために女性の身体はメンタル面も含めどんどん変化します。

ときには自分ばかりがつらい・・・と思ってしまうこともあるんですよね。

ここで夫の頑張りが重要になってきます。

夫婦円満でいるために夫が心構えをしてくれていると更に絆も深まるというものです。

どんなことをしてあげたらいいのか悩んでいる方は是非参考にしてみて下さい。

今回は特に夫に考えてもらいたい、妊娠中にできることや心構えについてお話します。

 

目次

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実は知らないだけ?夫にも考えて欲しい妊娠と出産のこと

妊娠中 夫

新米パパによくあること

パートナーが妊娠していることがわかると、嬉しいもの。

周囲からお祝いの言葉もいただいて、最初の大きな喜びを感じる瞬間ですね。

ママが妊娠して徐々におなかが大きくなって、胎動がわかるようになると「赤ちゃんがお腹の中にいる」ことに感動する夫は多いと思います。

ですが、忘れていませんか?

ママは日々、ホルモンバランスが変わっていく中で体調不良やストレスを感じるのです。

ママの変化

妊娠することによって、ママはいろんな体の変化があります。

おなかが大きくなるのは当然ですが、目に見えにくいものの方が多いのです。

代表的なのは「つわり」ですが、便秘や下痢、熱っぽさや眠気などその体調変化はママによってさまざま。

また、メンタル的にも敏感になりやすくウツになったりイライラしてしまうママも少なくありません。

悪意のないストレス

ママの変化はたくさんあるけれど、夫が気付きにくいものも多いです。

だからこそ、夫はママを知らず知らず傷つけてしまったりプレッシャーを与えてしまっているかもしれません。

「ごはんまだ?」「また寝てたの?」「○○さんの奥さんは出来てるのに」「いつから働ける?」など、夫にとって”出来て当たり前”といった言動がママにはストレスになっていることもたくさんあります。

「妊娠すること」をたくさん知っていきましょう。

ママが感じるストレスとは?

先述の通り、ママはたくさんのストレスを感じています。

その一例をご紹介します。

つわり

つわりと一言でまとめられがちですが、その種類は様々。

食べ物やお米が炊けるにおい、タバコのにおいなどに敏感になるにおいつわり。水分を摂ることもままならない吐きつわり。眠気を感じる眠りつわり。

他には食べ物の好みが変わったり、何か一つのものしか食べられなくなる、

など。

家事

掃除や洗濯など、おなかが大きくなってくると物理的に困難になってきます。

骨盤が弛み、赤ちゃんを生みやすい準備を体がはじめることによる腰痛や体重増加、肩こりなど、疲れやすい状態になります。

睡眠

眠りつわりを先に挙げましたが、逆に眠りにくくなることもあります。

おなかが大きくなったことによって仰向けに寝るのがつらかったり、落ち着く姿勢が決まらないとなかなか寝付けないことも。

出産

出産に対するストレスも大なり小なりあります。

元気に生まれてきてくれるかな、陣痛ってどのくらい痛いのかな…など。

ママから夫に相談することもありますが、中には言えないママもいます。

夫もママのストレスと向き合おう

妊娠から出産まで、その日数は10ヶ月間もあります。

赤ちゃんが生まれるまでの間、夫のサポートでママと赤ちゃんにとってすごしやすい環境をつくってあげましょう。

ただ、闇雲に何かすればいいわけでもありませんから、そこはママにきいてみましょう。

お洗濯は簡単なようで、結構な重労働です。

水気のあるお洗濯物を干す、というのも大変だったりしますから、必要に応じてコインランドリーの利用をしてみては。

においつわりがきているママには食事の支度は困難です。

普段は気にならないにおいにも敏感になっているので、お米の炊けるにおい、生もののにおい、油のにおいなど、台所にはにおいがたくさんあります。

食事が出来ていないことを責めるのではなく、帰宅前などにママに連絡を入れてみてはどうでしょう。

買い出しも荷物が多いと転倒などのリスクがあります。

必要に応じて宅配してもらったり(スーパーの宅配サービスも便利です)、最近はお惣菜も美味しいものがたくさんあります。ママの食べられるものを聞いていれば、買って帰ってあげましょう。ママのストレスも負担もぐっと減らすことができますよ。

毎日のお掃除も大変です。特に中腰になってする作業の一つ、掃除機掛けは腰を痛める原因になりますし注意が必要です。

お掃除の間隔を減らしたり、夫も手伝うなどの声掛けをしてみてくださいね。

食事の後片付けなども喜ばれるでしょう。

ママと赤ちゃん

おなかの中にいる時から赤ちゃんのことに愛情と興味を持ってください。

ママはおなかの中にいる赤ちゃんを守ろうと、無意識に行動している分とせもデリケートになっています。

「生まれてくるまで自分には何もできない」と思わず、赤ちゃんの成長をママから聞いたり、ただママのおなかをさすってみたりしてください。

些細なことですが、ほんの少しのスキンシップですが「二人で待っているんだよ」という気持ちがママにも伝わってママも安心できますし、なにより夫は胎動を感じることができます。

 

私が実践していることは

次は我が家の場合を少しだけ。

夫は転勤が多く、家には私とおなかの赤ちゃんだけ。

実家がすぐそばにあるので、お買い物などは実家にお世話になることがほとんどです。

普段一緒にいないからか、夫は生活費や生まれた後の私の再就職について意識を向けがち。(悪気がないのはわかっていますが…)

もっと他のこと…特に出産する時のことにも気付いてほしい!

そう思った私は、以下のことを実践しています。

産婦人科に行ってきたよ連絡

毎日なにかしら連絡は取り合っているので、産婦人科に行ってきたらその時のことを言うようにしています。

それも、できるだけ細かく。

妊婦さん対象のセミナーを受けた時などは他のママともお話する機会がありますから、その時のことを言います。

一人一人いろんな不安を抱えていることや、先輩ママから聞いたことなど。

陣痛や出産のことを話す

夫は出産についてしっていても、それは痛みを伴う、という一般的に広く知られている部分だけです。

なので、陣痛から出産までの痛みだけではなくその時のママの状況や心理など、不安だという気持ちを伝えました。

私がお世話になっている産婦人科ではラマーズ法ではなくソフロロジー呼吸法を推奨しています。

ソフロロジー呼吸法とは、痛みは出産するための必要なエネルギー、とポジティブにとらえ、イメージトレーニングを繰り返すことによって出産への不安を取り除き、赤ちゃんのことを想いながら気持ちを落ち着けて出産するための呼吸法です。

ママの呼吸(酸素供給)が足りないと、へその緒から酸素をもらっている赤ちゃんまで酸素が行き届かず、酸欠を起こしてしまいかねないのです。

まして、ママによっては破水や陣痛でパニックになることもある出産。

昔に比べリスクが減っている現代ですが、ママと赤ちゃんの痛みは今も昔も一緒だということにも目を向けてほしくて、我が家の夫にはあれこれと説明しました。

つわりや体調変化について

私はつわりはほとんどなかったのですが、やはりにおいなどには敏感になっていたようで、ダメな時はダメ、と伝えていました。

日中も眠たくて睡眠を多くとった時は素直に伝えることも大事です。

目に見える不調ではないので、ママは自分から伝えましょう。(気付いてもらえると嬉しいのですが、夫には気付かれにくいです)

母子手帳を見せる

これを実践しているママはあまり多くないかもしれませんが、母子手帳や一緒にもらえるママダイアリーには多くの情報が書いてあります。

また、日々の体調変化を記入しておけば直接言わなくても、夫もママの体調変化に気付くことができます。

スキンシップを増やす

胎動が感じられるようになってきたら、ふとした時におなかをさわってもらうようにしました。

最初は私自身にしかわからなかった胎動が徐々に夫にもわかるようになってくると、その過程で夫は赤ちゃんの成長を感じることが出来ていたようでした。

おなかをさわっていてもらうと私も安心できましたし、夫もパパとしての心の準備をするのにはいいのかもしれません。

 

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パパになる心構え

子供が授かっても男性のお腹に生命が宿るわけではないのでどうしても実感がわかないというのが本音だと思います。

実際のところそれは間違いではありません。

うちの主人なんて子供が生まれた時よりは成長していますが、子供が4歳になってもイマイチ子供を優先にできないことが多いんですよ。我が家だけでしょうか・・・

パパになる心構えは子供が生まれる前から少しずつ進めていきましょう。

【できること】
  • 妻のお腹を触って胎動を一緒に感じる
  • 行けるときは一緒に妊婦健診に付き合う
  • 赤ちゃんをお迎えする準備を妻と一緒にする
  • 産院や市区町村などで開かれている母親学級または両親学級に参加する

※私が参加した全3回の両親学級では赤ちゃんの人形を使った沐浴体験の回に旦那さんが多く参加していました。

育児本を読んでみる

※主人は正に父親になる心構えみたいな本を職場の友人から借りていたのを覚えています。役に立っていたのかは分かりませんが、なんか嬉しかったです。

実際にパパとして活躍するのは、妻の里帰りなどが終了して赤ちゃんの1ヶ月健診が終わったくらいでしょうか。

ママの里帰り中は、パパは羽を伸ばし過ぎず心構えも忘れないでくださいね。

 

妊娠中に夫婦円満になる夫の行動

妊娠中はとにかくメンタルが変化する人が多いです。

これは女性自身も戸惑ってしまうんです。

普段なら特に気にも留めない小さな気遣いでも、妊娠中だと気づくときもあります。

旦那さんからするとある意味株を上げておくチャンスです。

将来の貯金だと思ってポイントをどんどん稼ぎましょう。

妻が妊娠したことを喜び、赤ちゃんを心待ちにする

できるだけ多くお腹の赤ちゃんに話しかけてあげたり、さすってあげることでパートナーは産まれてくる赤ちゃんを楽しみにしてくれているんだと嬉しい気持ちになります。

身体を気にかけてあげる

荷物をもってあげることや、普段やらない家事を手伝ってあげる。

全てやる必要はありません。手が空いているときに「一緒にやる」と言うことが大事。

また「何かやることある?」なんて一言聞いてあげたり、お風呂掃除など大変そうだなと思った家事を進んでやってくれるとかなり嬉しいです。

帰宅時間を少し早くする

定時で帰ってくる旦那さんには言うことないですが、仕事帰りに飲んで帰ってくる男性も多いですよね。接待などは仕方ないですがリフレッシュの飲み会であれば1次会で切り上げてみるなどいつもと違う行動を心がけてみてください。

飲み会や趣味など男性にもリフレッシュは必要なのは奥さんの方も分かっています。

楽しんでも全く問題ありません。

いつもより少し早く帰る、趣味の外出を少しだけ減らして妻といる時間を多くつくってあげると必ず気づいてくれるはず。

子供をつれて一緒に外出する

産まれてくる赤ちゃんが第2子、第3子であるときはゆっくりできる一人の空間を作って奥さんをリフレッシュさせてあげて下さい。

うちの子供は完全なるママっ子なので主人が家にいても全くパパの方に行かないのが現状。ただ公園に行くときだけはパパ担当なので行ってくれると非常に助かるんです。

ゆっくりさせてあげるというのも夫婦円満の秘訣です!

難しいことはしようとしなくてOK!

普段とは違うちょっとした気遣いをしてくれるだけで女性は喜ぶんですよ~。

単純な生き物なんです。

でもできない男性って結構いるんですよね。

やっぱりそれが異性の違いなんだなって思う時もしばしばあります。

ぜひ、実践を!!!

 

妊娠中の妻がストレスを感じるNG行動

これは夫婦円満になる行動の裏返しです。

妊娠中の妻を気遣わない

外出した時に妊婦さんを見かけても、外見ではお腹が膨れて重そうにしていないと大変そうなことにはあまり気づかないですよね。

妊娠すると結構大変なんだなって経験してみて分かることが多いんです。

男性なら絶対に経験することのない大変さとも言えます。

そして飲み会はいつも午前様。

休日は仲間と外出、ひとりで趣味を満喫。

という人も奥さんにかなりストレスをかけていることが多いです。

妊娠前と同じ態度でいることはイライラを誘発させてしまいます。

なんの言葉もかけない

「だいじょうぶ?」「やろうか?」「ありがとう」「自分でやるからいいよ」「ゆっくりしてて」ちょっとした一言がとても大事。

友人と話してこんなことがありました。

普段の仕事柄、話すことが多い職場で知り合った意外と無口な男性に惹かれ友人は結婚したんですが、家でも無口すぎて「ありがとう」の一言も言えない人だったと不満を言っていました。言葉で気持ちを伝えるって本当に大事だなって実感してるそうです。

無口でも肝心なことはしっかり伝えられるようにしましょう。

男性からするとグチグチ今まで言われなかったことを言われたり、奥さんが意味も分からずイライラしたり不安になったりするのを見ているのは嫌ですよね。

それは妊娠中でホルモンバランスが乱れているんだと思って少しだけいつもと違う気遣いをしてあげるようお願いします。

 

 

まとめ

夫には夫の、ママにはママの心の準備が必要だと思います。

不安なことは一人で抱え込まず、パートナーに話していくことが大事です。

パートナーにききにくい場合は親や、気心の知れない友人に相談するのもいいでしょう。

この妊娠期間中の夫の行動で今後、夫婦円満になれるかが決まってきます。

大事なことは完璧な夫を目指すのではなく、少しだけ気遣いのできる夫を目指すこと。

労わりの言葉をきちんと伝えてあげられること。

お腹にいる赤ちゃんを妻と一緒に心待ちにしていることを行動で示すことです。

「知らない」ことほどもったいないことはありませんから、夫も、ママも、赤ちゃんのことや出産のことを知ることに積極的になって、素敵な10ヶ月を過ごしてくださいね。

 

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