妊娠初期のお腹の張りの原因は便秘やガスのせい?危険な症状とは?

妊娠初期にもしかしてわたしお腹が張ってる??なんて不安を感じていませんか?

妊娠すると精神面の不安に加え、普段とは違った身体の不調や変化が出てきます。

妊娠したからそんなもんかな?とポジティブに考えられればいいのですがやっぱりもう自分だけの身体じゃないんだと思うと不安になってしまいますよね。

あなたのお腹の張りはどんな感じの張りですか??

便秘でガスが溜まってるせいなのか、それとも別の理由があるのか、分からなくて心配ですよね。

お腹の張りって実は妊婦にはあまり良くない症状と言えます。

いったいどんな症状になるのか、私の経験も踏まえて参考になればと思います。

今回は妊娠初期に考えられるお腹の張りの原因や対処法についてお伝えしていきます。

 

 

目次

スポンサーリンク

妊娠初期はガスが溜まった感じがする?

妊娠初期(15週くらいまで)は赤ちゃんが育ちお腹の居心地を良くするために急速に子宮に変化が現れる時期なんです。

初期なのでもちろん周囲からは妊娠しているかなんてマタニティマークをつけていなければ分かりませんが、本人からするとお腹になんだか違和感があると感じる人が多いと思います。

 

なんと妊婦の半分くらいは初期のお腹の張りを感じたことがあるというデータがあります。

初めての妊娠では分からないことばかりですよね。

多いのが炭酸を飲んだみたいにお腹がパンパンに膨らんでいるような気がする感覚。

 

ガスが溜まった感じと少し似ています。

便秘でもないのにそんな感じあったら子宮の変化による原因の可能性が大きいです。

私はお腹の張りとは捉えていませんでしたが、もともと便秘気味だったこともありそれも原因の一つかなと思っていました。

 

初めてのことは表現も難しいんですよね。

今思えば?という感じです。

妊娠初期は特に、お腹に力を入れて出血してしまったら・・・なんてビクビクしてしまい更に便秘がちに・・・

 

こんな症状は妊娠初期にはあるあるな話なんですが、やっぱり特に第一子の場合は初めてのことばかりで不安もいっぱい。

旦那さんに話しても全く参考になりませんしね。

心配なときは通っている産院に健診ついでに質問してみてもよいかもしれません。

 

出血など大々的な症状がない限り電話で相談しても「よくあること。できるだけ安静にして下さい」くらいしか言われないんですがどうしても不安なときは電話相談も有りです。

 

妊娠初期のお腹の張りの特徴とは

  • 便秘の時のような感じ
  • ガスが溜まったような感じ
  • 軽い生理痛のような感じ
  • なんとなく胃腸が変な感じ

などなど感じ方は様々です。

 

私の場合は「腸が鳴る」ということがよくありました。

実はこの“腸が鳴る”という経験は私にとって妊娠して人生で初めて経験したことだったんです。

 

経験してもすごい伝えるのが難しんですが、お腹の音でもなく、おならでもなく、でもお腹の腸のあたりから「ぐ~」と鳴るんですよね。お腹の音ではないことは確実だったので、え?なになに?って感じでした。

言葉でストレートに表現すると、おならがお尻からでるのではなく、下腹部あたりから鳴るっていう・・・まぁそんな感じです。

経験するとあぁこれね!ってわかってもらえると思います。

 

これ妊娠後期まで続き、健診で特に胎児の成長などには問題もなかったので妊娠中期あたりからすっかり慣れました。

子宮のあたりが、ぎゅーとすごく痛いというのは要注意!!

明らかに変だと思ったら迷わず健診先に連絡してくださいね。

 

妊娠初期のお腹の張りは便秘やガスが原因なの?

妊娠2

妊娠初期にお腹が張る原因として考えられることは、便秘やガスだけではなく、いくつかあります。

子宮が大きくなった

妊娠すると、子宮が大きくなるのは当たり前のことですよね。

子宮内膜に受精卵が着床し、そこからどんどん大きくなります。

特に、妊娠初期は子宮が育つ速度がものすごく早いです。

その速さから、違和感だったり、張りが感じられることがあります。

 

また、子宮が大きくなるに伴って、子宮を支えている靭帯が引っ張られることでもお腹の張りを感じることがあります。

下腹部がチクチク痛むような感じはないですか?

わたしの場合、妊娠初期の頃かなりあったのですが、心配になりますよね。

これは、赤ちゃんを育てる準備をしている状態なので、特に心配はいりません。

むしろ、喜ばしいことですね。

子宮の収縮

妊娠中期や後期に起こるイメージがあると思いますが、妊娠初期にも起こります。

運動をした時や、疲れを感じている時、過度なストレスを感じた時など、さまざまな原因が考えられます。

子宮の収縮によって起こるお腹の張りは、流産などの危険があるので注意しましょう。

子宮の収縮の痛みは、子宮の部分(おへその下あたり)だけが痛くなります。

痛みが出た場合、まずは安静にすることです。

もし、症状が治まらなかったり、出血を伴う場合は、必ず病院へ受診しましょう。

便秘やガス溜まり

妊娠にはつきものです。(笑)

ガスや便秘が原因でお腹が張ることがあります。

上の2つと比べて、なぁんだ!なんて思っているあなた。

悪化してしまうと、腹痛につながっちゃいますよ。

そして、赤ちゃんにも影響があるんです。

 

妊娠初期は赤ちゃんにとって、ママからの栄養をたくさんもらって、体の大事な部分が成長する時期でもあります。

しかし、便秘やガスが溜まっていると、うまくいかない可能性があります。

ガスが溜まっているという状態は、体にいらないものが溜まっている。

つまり、有害物質が溜まっている状態です。

これを再吸収してしまう可能性があります。

腸内環境が悪いと、腸から栄養をうまく吸収できず、大事な赤ちゃんに栄養を届けることが出来なくなってしまいます。

 

妊娠初期のお腹の張りで危険な症状は?

妊娠3

妊娠初期のお腹の張りは問題ないケースがほとんどです。

しかし、中には重大なケースが隠れている場合もあります。

危険な症状

  • 妊娠が分かってから、出血の量が増えてきた
  • 鮮血がダラダラ続き、出血の量が減らない
  • 子宮のあたりが締め付けられるような痛みがずっと続いている
  • 基礎体温が急に低くなり、高温期とは言えなくなった

上記の症状は、流産につながる危険信号ととらえてもいい症状です。

すべての症状がすぐに流産になってしまうのかというと、そうではありませんが、出来るだけ早めに産婦人科への診察を受けましょう。

 

わたしも二人目妊娠初期の時、かすかに出血しており、かなり不安になった経験があります。

わたしの場合、痛みはありませんでしたが、子宮内に血のかたまりが出来ていました。

出血とともに、赤ちゃんが出てきてしまう可能性も伝えられました。

そのまま何事も無く、無事に出産し、今では思い出話ですが、なにかあるならば、必ず産婦人科を受診しましょうね。

少しの不安も取り除いてくれるはずですよ。

様子を見てもいい張り

  • 出血を伴わないお腹の張り
  • お腹の張りはあるが、超音波で赤ちゃんの心拍の確認ができる

こういった場合は、お腹に張りを感じていても、生理的な要因によって引き起こされている場合が多いと言われています。

 

 

妊娠初期のお腹の張りを感じた時の対処法とは?

妊娠4

楽な姿勢になって安静にする

妊娠初期に関わらず、中期、後期にも共通しています。

ソファーやベッドで横になって休むようにしましょう。

そして、この張り方が危険な張り方なのかどうか、見極めてくださいね。

妊娠中期にお腹が大きくなってくると、「妊婦」ということを特に意識するので、無意識に行動が制限されます。

 

それに比べて、まだお腹がそんなに出てきていないこの時期ほど、急に向きをかえたり、反動をつけたりしてしまいます。

急に動くと、子宮に刺激を与えてしまうので気をつけたいところです。

実際、わたしが妊娠初期の頃、普通にダンスをしていました。

まわりがヒヤヒヤするぐらいに・・・。(笑)

何事もなかったからよかったですが、マネしないようにお願いします。

締め付けない洋服に着替える

ウエストまわり、きつくなっていませんか?

少し、余裕のある服に着替えることで、お腹の張りは解消されるかもしれません。

また、浮腫みやすくもなっているので、ヒールやパンプスを履いている場合は、靴を脱ぐだけでも効果ありですよ。

子宮が大きくなる過程の張り

子宮は筋肉のかたまりと言うのを知っていますか?

妊娠前はニワトリの卵くらいなんです。

それが妊娠して11週くらいまでには握りこぶしくらいの大きさになると言われています。

この急速に成長するために子宮の筋肉が伸びる感覚が、張りを感じる原因の1つです。

それがどんどん膨らみ臨月には約2500g~3000gの赤ちゃんが子宮に居られるくらい大きく伸びるんです。

すごいですよね。

子宮筋腫が原因の張り

もともと子宮筋腫があるとお腹が張りやすい原因になっている場合があるようで、

私にも子宮筋腫があるのですが、お腹が張る症状を先生に話したときに「筋腫のせいかな~」と言われたことがありました。

結果的に大きさや位置からあまり関係ないと言われましたが筋腫の有無も原因のひとつになっているみたいです。

妊娠前から事前に把握しておくことも大事です。

筋腫があると子宮がん検診のときにもついでに診てもらえるので私は毎回同じ産婦人科で健診行っています!妊娠前から定期的な子宮がん検診をきちんと受けましょうね。

ストレスの張り

動きすぎて身体が疲れていたり、なにか不安があったりするとお腹の張りに繋がることがあります。妊娠するとホルモンの関係で感情の起伏が激しい状態になりやすいです。

突然不安に襲われて涙がでてきたり、いつもは全く気にしないパートナーの言動に傷ついたりしてしまうことも。

こんな時のためにストレス解消法を自分なりに見つけておくといいです。

流産の傾向にある場合

これは最悪なパターンですね。

初期だと分かりづらいかもしれませんが、張りが定期的に起こる。

激しい痛みを感じる

張りとともに出血がある

【原因の対策方法】

初期の張りについての一番の対策は「休むこと」これに尽きます。

座れるときは座る。

できることなら横になるのがいいです。

流産傾向にあるような症状が出たら迷わず病院に連絡してください。

出血したからと言って流産したわけでありません。初期の出血は私も含め周囲もあったという人も多くなるべく冷静になってまず病院へ。

最終的には守れるのは母体のあなた!!

忙しすぎると普段の体調自体が分からなくなってしまったりするものです。

ゆっくりする時間も作って、自分の体調を把握することも必要です。

 

まとめ

妊娠5

お腹が張っていると一言で言っても、理由はさまざまです。

下腹部の違和感、ガスが溜まったような張る感じがあるという人も少なくありません。

また原因として、赤ちゃんの成長に向けての子宮の拡大やストレスなどもあります。

妊婦のお腹の張りについてはほとんどの人が経験があることですが、張りはもしかしたら危険のサインかもしれません。

対策は「まずは休むこと」です。

ですが、我慢せずに、痛みが続いたり、不安であれば必ず産婦人科を受診しましょうね。

不安になると、ストレスが溜まって赤ちゃんにも、ママにもよくありません。

それに、またお腹がはってしまいますから。

赤ちゃんが無事に大きくなって、ママに会えますように

スポンサーリンク
スポンサーリンク
妊娠出産
スポンサーリンク
mattsuuをフォローする
気になる情報ブログ