「ママお腹痛い。」と言われた経験ないですか?
もしくは、お腹が痛そうなわが子の姿を見たことはないでしょうか?
見ている方は変わってあげたい!と思いますよね。
今回は急に子供がお腹痛いといったときの主な原因をわたしなりに考えてまとめてみました。
参考にしてもらえたらと思います。
目次
子供がお腹痛いといった時に考えられる主な原因は
お腹が痛いといった時に考えられるのは、
便秘
子どもの便秘はトイレトレーニングをして、排便のタイミングを逃してしまうことや、ジャンクフードやファーストフードなどの、肉類が中心の食事で、食物繊維が不足している場合に、排便がスムーズにいかなくなり起こります。
また、水分不足や野菜不足なども、便秘の原因になります。
便秘が起こると腸のなかに便が溜まってしまい、腹痛を引き起こします。
腸内にガスが溜まり、お腹がパンパンに張ることで痛みを感じる場合もあります。
便秘の改善方法
食事を変えてみること
食物繊維が多く含まれている「さつまいも」や「かぼちゃ」などを食べることと、水分をしっかりとるようにしましょう。
綿棒での浣腸
おしりから綿棒で少しやさしく刺激を与えることで、出やすくなる子もいます。
お腹の“の”の字マッサージ
文字通り、お腹のうえで、ひらがなの“の”を書きます。
そうすることで、排便が促されます。
わたし自身も、腹痛が起こるとこのマッサージをしています。
これは、おススメです!よく効きます!!
娘ちゃんにも試していますが、効果はあると思います。
それでもあまりにも排便されない場合は、小児科へ行って浣腸してもらうのがいいですよ。
心因性腹痛
子供は、感受性が強く、ストレスを感じやすいです。
保育園などで嫌なことがあったり、環境が変化したことにより、ストレスから自律神経が反応して腹痛が起こります。
登園、登校前にお腹が痛くなる場合は、心因性腹痛の可能性があります。
これは、とてもよく分かります。
わたしも小さい頃から、現在まで(笑)体験している症状です。
わたしの場合、緊張するとお腹が痛くなっていました。
発表会や、部活の試合、受験など。
大事なときに、お腹が痛くなるんです。
もう、やっかい過ぎていやになるくらい。(笑)
たぶん、この先もお付き合いしていかないといけないものです。
熱があってお腹が痛い場合
感染性胃腸炎
ウイルスや細菌が腸管内に進入し、感染することでかかる病気です。
ノロウイルスや、ウイルス感染による胃腸炎は、寒くなる秋から冬にかけて流行り、幼稚園や、学校などの集団生活を送る子どもが、なりやすいです。
腹痛から、下痢症状に変わっていきます。
個人差がありますが、熱が出ない場合もあります。
嘔吐した後は、口の中を流水で流し、口の中の嘔吐物でさらに吐き気を促さないようにしたいところです。
そして、少し落ち着くまで、水分をほしがってもあげないようにしてくださいね。
あげてしまうと、また、吐き気が戻ってきます。
完全に吐き気がなくなったら、水分をとり、食事も流動食から食べるようにしましょう。
食中毒
腹痛や、食欲不振、嘔吐が見られる場合の原因として、食中毒があげられます。
食品に含まれる細菌やウイルスを食事中に体内へ取り込んでしまい、感染することで発症します。
何度も水のような下痢を繰り返したり、激しく腹痛がある場合は注意が必要です。
すぐに、病院へ受診しましょう。
お腹が痛くて吐く症状がある場合
食べすぎ、飲みすぎ
子供が熱もなく、嘔吐する場合、一番の原因は食べすぎ、飲みすぎと考えられています。
驚く方もいるかと思いますが、不思議なことではありません。
子供の胃は大量の食べ物を消化する機能が未熟なためです。
特に油ものは消化するのに時間がかかります。
また、食べることが大好きな子どもは、満腹よりも、“食べたい”という欲求を満たすことの方を優先してしまいます。
ママがそばで見ていて、食べる量を把握し、「ごちそうさま」を促してあげましょう。
嘔吐してしまっても、元気で普段どおり遊んでいるようであれば、特に問題はありません。
咳のしすぎ
子供はいろんな機能が未発達なために、咳のしすぎでも嘔吐してしまうこともあります。
嘔吐してしまっても、咳がおさまれば自然と嘔吐もしなくなります。
しかし、咳がひどいままでしたら、咳の原因を突き止めた方がいいでしょう。
熱など、他の症状がないか確認し、病院へ連れて行ってあげてくださいね。
まとめ
子供の気分が悪いときに、オレンジジュースが飲みたい!
と言っても、あげないでくださいね。
柑橘系は余計に吐き気を促してしまうので、注意してください。
痛みに耐えるわが子を見ていると、ママも辛くなってきますよね。
でも、少し知識があるだけで、自信にもつながります。
腹痛を訴えている子どもに、精神的な安定剤はママ自身です。
ママがしっかりと子どもをサポートできると、子供も落ち着きます。
ママ自身の判断では、分からない場合は、必ず病院で受診してくださいね。