子供の咳が止まらないで吐くことも?原因と対策は?

子供 咳

発熱以外で子供の調子が悪く悪化していると感じた時のサインとして、鼻が詰まって夜何回も起きてしまうことや咳が止まらないと言う例があげれられると思います。

咳が止まらないと呼吸困難を引き起こさないかと親としてもとても不安になりますよね。

咳が原因で吐いてしまった時はどうでしょう。

原因は何なのか、病院に行くべきかも含め、どのようにすればいいのか迷ってしまいます。

もしそんなことが起きた時に少し参考になればと思います。

 

 

目次

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子供の咳が止まらなくて吐く原因は?

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子供が吐いてしまう原因としてまず胃腸炎を疑ってしまいますが、激しい咳の後に吐いてしまうには、また違った原因があります。

何のために咳をするのか?それは痰を出すためです。

まだ小さいうちはティッシュで鼻も噛めなければ、咳で痰を出すこつも分かりません。

以前耳鼻科に行った時にちょうど2歳になった頃の子供の咳を実際にお医者さんが確認して「痰を少し出せるようになってきたね」と言われたことがありました。

咳が止まらずに吐いてしまったときは嘔吐物に痰が混じっていることが多いようなので確認しましょう。

痰が出てスッキリするとご機嫌になるそうです。

大人もそうですが、大体の咳は日中より夜、寝ている時に酷くなるケースが多いですよね。

副交感神経が活発になる為と言われていますが簡単に説明すると

寝る前で身体がリラックスモードに入ることによって筋肉が緩み気道が狭くなり、

空気が通るたびに気道の粘膜が敏感に作動して咳を出すという仕組みです。

咳は体内に異物を入れず、排出して身体を守る大切な働きをしているそうです。

 

子供の咳が止まらなくて吐くときの対策は?

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吐いてしまった場合は慌てずに吐しゃ物の処理をして、その後咳が出にくい環境を作りましょう。

姿勢に気をつける

夜、鼻づまりで苦しくなり起きてしまうときって縦抱きをしてあげると落ち着きませんか?

それと同じで咳をしている時も身体を起こした状態にすると楽になるそうですよ!

もう一つは身体を横向きに寝かせることも効果的です。

吐いた物が気管に詰まらないよう仰向けには注意してください。

咳をしている時にトントンと軽く背中を叩いてあげても良いそうです。

水分補給

吐いてしまった場合は胃腸炎のときと同じように脱水症状に気をつけましょう。

胃もビックリしているので常温か温めの飲み物を少しずつあげましょう。

痰は乾燥していると排出されにくいので水分補給をすることで喉も潤すことができます。

加湿をする

インフルエンザのときと同様で乾燥すると細菌やウィルスも蔓延しやすくなります。

湿度50%~60%が最適、加湿空気清浄機があればベストかなと思います。

無い場合は、濡れたバスタオルや乾いていない洗濯物を室内に干すと代用ができます。

病院へ行く

直ぐに咳が治まってくれればいいのですが、子供の咳が長びくと気管支炎や肺炎になってしまい入院してしまうというケースもあります。

我が家では熱がない場合はよくかかりつけの耳鼻科に行くことが多いのですが、気管支を広げて呼吸を楽にしてくれるお薬もありますし、何よりも原因があるか診てもらえて安心もできます。

余談ですが耳のお掃除もしてくれたりするんです。小さい子の耳掃除はなかなか上手に出来ないのでありがたいです。

以上の4つが参考になったものでした。

 

 

子供の咳の病気にもいろいろな種類がある

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咳と言っても侮ってはいけません。

実は重大な病気のサインだったということもあるかもしれません。

子供の咳の種類はどんなものがあるのか少し参考になればと思います。

咳をするときの音によってわかる病気について少し。

コンコンという乾いた咳の場合

百日咳

細菌が感染しておこり、名前のとおり咳が長く続きます。

特に幼児期にかかると肺炎や脳症など重症化のすることがありますが「四種混合ワクチン」で予防することも可能です。

マイコプラズマ肺炎

8歳~9歳が発祥のピークと言われ、風邪の症状と似ていますが症状が改善しても、痰の絡む咳などが1ヶ月くらい続くそうです。

血液検査で特定が可能でした。

ゴホゴホという湿った咳の場合

後鼻漏(こうびろう)症候群

鼻から喉に鼻水が流れ続けることを言います。

気管支の方に流れ込むと咳が出て、喉の炎症の原因となるので気をつけましょう。

慢性気管支炎

原因不明の咳と痰の症状が長く続く状態を言います。

子供にはあまり例はないようですが、余りに原因不明の咳が続く場合は喘息の疑いもあるとのことでした。

ヒューヒュー、ゼェーゼェーという咳の音の場合

喘息

アレルギー体質や、遺伝が関わっている割と一般的な疾患ですね。

日常生活の改善や薬物治療等で症状を軽減している人がほとんどだと思います。

心当たりがあれば先生に相談してみて下さい。

ケンケンと言う音やオットセイの鳴き声のような咳の場合

「クループ症候群」の可能性が高く、症状は風邪から始まるようですが咳がかなり特徴的です。

症状が酷くなるとチアノーゼ、呼吸困難を引き起こし窒息の可能性があるので変わった咳が出始めたら早急に病院を受診しましょう。

実際どんな咳をするんだろうと気になったので調べてみたら動画がありました。

確認したい方はこちら↓

クループ症候群の原因として多いのはウィルスによるものでパラインフルエンザウィルスが75%を締めると言われています。

*インフルエンザウィルスとは違うので注意。

こちらは予防接種はありませんが

原因の一つにも含まれているインフルエンザ菌b型(ヒブ)は幼児期に予防接種が可能です。

 

まとめ

子供の咳にも色々な原因が隠れています。

激しい咳が続き吐いてしまった場合には、まず吐しゃ物の処理、水分補給、楽な態勢を心がけましょう。

中には重症化してしまうケースもあるので、咳が出始めた場合には咳の音にも注意して

早めに病院を受診するようにしましょう。

重症化や感染を防ぐために予防接種で予防できるものは受けるよう心がけてくださいね。

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