子供の性格の書き方は?長所と短所、幼稚園願書の例文とは?

子供を幼稚園に入園させたいと思った時、願書を書くことになります。

その願書で入園できるかできないか、判断材料にされるとなると、できるだけ好印象を持たれるものを書きたいですよね。

希望する幼稚園の、特色や方針に合った書き方ができるかも重要になってくることでしょう。

でも、幼稚園の願書なんて、何をどう書いたらいいのか、分からない親御さんも、たくさんいらっしゃいますよね。

特に、子供の性格については、書き方一つで印象が全く変わってしまいます。

そんな、性格についての願書の書き方を調べてみましたので、悩んでいる方の参考になれば嬉しいです。

 

 

目次

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子供の性格の書き方とは

子供の性格に限らず、幼稚園の願書の書き方として、意識して気をつけておくことがあります。

幼稚園によって内容は少しずつ違ってきますが、親の学歴・長所・短所・特技・普段の子供の呼び方・などなどこんなことも書くのか!?と思った欄も多かったです。

  • 「読みやすい字で丁寧に書くこと」
  • 「誤字脱字には気をつける」
  • 「書く内容を偽らず、大袈裟にしないこと」
  • 「項目に合った内容を書くこと」

項目によりますが、志望動機や園へ伝えておきたいこと、性格などは、箇条書きではなく文章にすると気持ちが伝わりやすくなります。

きっぱり言い切るような強い表現よりは、柔らかく丁寧な言い回しで文章を作ると好印象になると思います。

ここで気を付けたいのは、子供のことだけではなく、親や家庭環境なども同時に見られているということを念頭に置かなければいけません。

親が子供に対して普段からどのように接しているのか、保育をする側からすれば子供の性格だけではなく、親の性格の方も気になるはずです。

子供としっかり関われているか、自分の子供を客観的に見れているか、子育てに疲れていないかなど、文章の端々にそういったことが見えてくることがあります。

幼稚園に子供のしつけを丸投げして子供が問題を起こせば保育士のせいにする親もいます。

そのようなニュアンスが願書の中でもし感じられたら間違いなく敬遠されるので注意しましょう。

では、重要な子供の性格の書き方ですが、長所だけ書いてアピールすればいいという訳じゃありません。

短所も交えて書いてあげることが大切です。

また、文章の言葉遣いとしては、「誰にでも優しいです」といった大人言葉よりは、「兄弟がいるので、お友達にも優しくできます」という感じに、子供らしさが見える表現の方が、良い印象を持たれることでしょう。

幼稚園によって、性格という欄が一つだけあったり、長所・短所と欄が分かれていたりします。

分かれている場合はそれに沿って書くと良いですが、一つしかない場合は「長所→短所→長所」の順番で、文章にすると前向きな表現になりますよ。

「好奇心が旺盛で、興味をもった事には一生懸命にとりくみます。少しマイペースで、時間を忘れてしまいがちですが、最後までやり遂げる根気を持っています。」

 

また、記入欄が広くとられている場合は、それに沿ったエピソードを入れて書くと、より具体的に伝えられるので、幼稚園の先生方にも良い印象を与えられるかもしれませんね。

 

子供の長所の書き方・例文

子供のことを考えた時に、日頃から短所しか見ていなくて、いざ長所を聞かれると、答えられない親御さんもいらっしゃるのではないでしょうか。

そんなときは、短所を反対に考えてみましょう。

例えば、「落ち着きがない」は「行動力がある」

「飽きっぽい」は「好奇心旺盛」

「言うことを聞いてくれない」は「自分で考えて行動できる」

といった感じです。

捉え方によっては短所→長所にもなるし、長所→短所にもなるということです。

できるだけネガティブな印象になる言葉は避けたいので、ポジティブな言葉に変えて表現した方がいいでしょう。

長所は、日頃から感じている子供の良いところを書くといいですよ。

でも、だからといって自分の子供を褒めすぎるような内容や、長所をずらりと並べて、多く書いたりしないようにしましょう。

良く見せようとするあまり、大袈裟に書きすぎたり、嘘を書いたりしてはいけません。

たくさんの長所があったとしても、いくつかに絞って、エピソードを入れて書いてあげると良いでしょう。

 

  • 好奇心旺盛

ほとんどの子供が当てはまるであろうこの言葉。

我が家も「とにかく好奇心旺盛。なんでもやりたがる。手を出したがる」と書かせていただきました!本当は好奇心旺盛すぎてイライラすること多々有りと書きたかったくらいです。

  • 切り替えが早い

これも多くの子供に使えますね。どんなに激怒して泣いても数分経てばケロッとしている子が多いです。3、4歳でグダグダと怒られたことを根に持たれるのもねぇと思いますが、ママ友と話していると主に男の子に多い特徴かもしれません。

  • 優しくできる

生き物に対して優しい。おもちゃを大切にできる。お友達に優しい。

ちょっと息子には使えなかった長所ですが子供達を見ているとこういう子もたくさんいます。

  • 周りを笑顔にできる

とにかく明るい性格だということも子供なら立派な長所になります。

 

NGな長所例も紹介します!

  • 親の言う事を良く聞く
  • なんでもきちんとできる子です
  • 我慢できます
  • 失敗はほとんどしません。

など子供らしさが欠けてしまう内容を書くのはおすすめしません。

またまだ3、4歳の子は「毎日が失敗の連続で出来ない」が当たり前の年頃です。

笑顔で元気に楽しく毎日過ごせていることがわかる長所が内容としておすすめです。

 

「優しい性格で、いろんなお友達と仲良くできます。

私がソファに横になっていると、そっと布団をかけてくれたり、洗濯物を運んでくれたりして、お手伝いしてくれます。

小さい子の面倒見もよく、泣いてる妹を一生懸命にあやしてくれます。」

 

 

子供の短所の書き方・例文

短所は長所にくらべて、すぐ思い浮かぶことが多いかもしれませんが、短所を書きすぎるのも、悪い印象を持たれてしまうのでよくありません。

嘘をつけとは言いませんが、素直に書きすぎるのも、悪い印象につながるので気をつけなくてはなりませんね。

では、短所を書くときは何に気をつけたら良いのでしょうか。

ポイントとしては、いくつかあります。

  • 多く書きすぎない
  • 改善しようと行なっていること、直そうと努力している姿勢を表す
  • 悪い印象がつく言葉を使わない

短所ではありますが、きつい言葉で書かずに、やわらかい表現で書いた方が印象が良くなります。

親として、子供の成長を見守っていき、短所を改善していきたいという方向性でまとめるといいかもしれませんね。

 

  • 慣れるまで少し時間がかかる

よくある人見知りというものです。

  • 思っていることを上手く伝えることができない

大人しく恥ずかしがり屋さんに見られることが多い。

嫌なことを口で「やめて」と言えず、手が出てしまったり物に当たってしまう。

  • 頑固な一面が多々ある

息子のお友達にキッズスペースなどに行ったときにおもちゃを人に貸せない、欲しいおもちゃがあったら貸してくれるまで泣き続けるという子がいるのですが、そのママは短所に頑固な面があると書いたそうです。

  • 集団行動が得意ではなく孤立してしまいがち

こんな子お友達も息子のまわりにいてママが心配し、短所欄に記入したと聞きました。

息子の場合は長所以上に短所が多いと感じ、書こうと思えばいくらでも書けるんですがこれをストレートに書くべきか悩み短所記入欄ばかりはパパに相談しました。

そして私が書いた短所欄

  • 飽きっぽい

好奇心旺盛と切り替えが早いという長所ではあるがすぐに飽きてしまうこと。

目移りが激しいのです。

  • 喋りすぎる

とにかくちょっと黙ってくれる?と多々喋りまくることが心配。

  • しつこい部分があり、人との距離が近すぎて周りが困惑してしまう

というのを記入しました。他にも多動すぎることもちょっと心配です。

私の場合はストレートに記入しました。

クッションをつけて先生に分かりにくくなってしまうことを避けたかったのが本音。

私は、短所=子供に対する親の不安要素と考えています。

きちんと親から見る心配事を幼稚園で注意して見て欲しいという願いもあります。

 

「内気な性格で人見知りがありますので、なかなか周りになじめなかったり、自分の意見を言えない部分があります。

これから園で、たくさんのお子さんと関わっていき、少しずつ成長していけたらいいなと思っています。」

 

幼稚園に合格するコツとは?

ほとんどの都道府県では9月半ば~10月半ばあたりに幼稚園の願書配布が始まります。

そして11月初旬から願書提出スタート。

私が住んでいる千葉県でも11月1日から希望幼稚園の願書提出がスタートしました。

 

昔のことは分からないのですが、少子化のせいかほとんどの私立の幼稚園が願書提出日に入園一時金というものを7万~8万円を支払いその日のうちに合否が決まるところがほとんど。

認定こども園に関しては一時金はなかった幼稚園もあったと聞いています。

入園一時金は一度支払うと合否に限らず返金はないので、第一希望園1本で受ける家庭が多いようです。

そんなこともあり有名な人気のある幼稚園を除いては、希望幼稚園に入園できるところがほとんどです。

息子のお友達も全員が希望の幼稚園に入園出来ていました。

 

今はほとんどが希望の幼稚園に入園できる時代です。

説明会や幼稚園が主催するイベントなどに積極的に参加して幼稚園の在園児の保護者と情報交換をしたり、入園前の慣らし保育と言われるプレスクールに通い幼稚園側に子供のことを知ってもらうこともおすすめです。

プレスクールに入ると優先的に願書が貰える園も多いです。

 

我が家が希望した幼稚園では、最初に先生と子供だけでちょっとした受け答えの面接、運動のテストがありその後、親との面接でした。

子供と何を話しているか分からないので私もドキドキでした。

願書に良いことばかり書いても面接をするとある程度わかってしまうと思うんです。

合格するコツは、心配事を含めありのままをわかりやすく願書に書くこと。

長所も短所も記入欄が多ければ、ちょっとしたエピソードを添えて幼稚園側に伝えることが良いと思います。

何人かに面接のことを聞きましたが面接中、子供に対して心配なこと、幼稚園に対して何か不安なことはないか?と聞いてくれる幼稚園が多いのでその時に聞いておけるよう準備しておきましょう。

 

まとめ

幼稚園の願書に書く長所と短所は、先生方が子供たちを見ているだけでなく、親が自分の子供をどこまで見て育児しているのか、親が見られている部分もあります。

私も子供の短所と長所と聞かれると、短所はずらりと並べるだけ思い付いてしまいますが、そんなに短所ばかり書いては、親の印象も悪くなってしまいますよね。

子供の短所には目がいきがちになってしまいますが、その短所をひっくり返して、長所にできるような、ポジティブな書き方をすると、印象はとても良くなることでしょう。

「確実にできる」「失敗しない」「いつも良い子」など子供らしさが欠けてしまうような書き方には注意しましょう。

幼稚園側は完璧な良い子を求めているわけではありません。

 

記入欄がたくさんあるときは具体的なエピソードを添えると幼稚園側に伝わりやすいです。

だからといって、嘘を書いたりすると、面接などで直接見られた時にすぐ分かってしまいますので、気をつけてくださいね。

素直に、やわらかい表現で、子供とのエピソードを加えて、文書を考えてみて下さい。

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