頭皮が臭いのが治らないのはなぜ?原因はシャンプーによる過剰分泌?

毎日しっかりシャンプーしてるのに、頭皮が臭い気がする!どうしていいか分からず、自分の頭の臭いが常に気になっていませんか?

周りの人にも臭っているのではないかと考えると、気が気じゃないですよね。今回はそんな頭皮が臭くなる原因と、なぜ治らないのか、改善の方法をお伝えします。

 

 

目次

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頭皮が臭くなるのはなぜ?

まず、頭皮には顔の中でも皮脂分泌の盛んなTゾーンの2倍に当たる皮脂腺が存在します。

頭皮の皮脂腺から何らかの原因によって、皮脂が過剰に分泌されると、時間の経過とともに皮脂が酸化していきます。

酸化した皮脂にはそれを餌とする皮膚常在菌が集まりだし、その結果、ノネナールという臭気成分がつくられます。

このノネナールこそ、くさい臭いの正体です。脂のようなツンとした刺激臭によって頭皮に嫌な臭いを充満させるのです。

また、頭皮から分泌される皮脂の成分には、日頃の生活習慣や食生活が関係していて、不規則な生活習慣や栄養バランスの偏った食生活を送っていると、皮膚の中にアンモニアなどの老廃物が多く含まれるようになります。

皮脂やアンモニアを含んだ皮膚常在菌の大好物で、そういった皮脂が頭皮から分泌されれば、より多くの菌が繁殖します。

臭気成分のノネナールが、生成されやすくなることから頭皮の臭いも悪化します。体の中には活性酵素という物質が存在しています。

活性酵素には、ウイルスや有害物質を体の中から追い払う働きがあるのですが、不規則な生活習慣や栄養バランスの偏った食生活、ストレスなどの影響を受けて増えすぎてしまうと、体の中の細胞が酸化され、美容と健康に悪影響を及ばします。

そんな活性酵素が酸化されるのは細胞のみならず、皮脂もおんなじです。

先ほども書いたように、皮脂が酸化すると、ノネナールという臭気成分が発生し、頭皮のくさい臭いにつながっていきます。

 

頭皮が臭いのが治らない原因とは?

頭が臭くなる理由は主に「皮脂」ですが他にも2つ要因があります。

それは常在菌と肌質です。

常在菌は皮脂を分解して地肌を弱酸性に保つ役割を持っていますが、皮脂が増えるにしたがって臭いを放つ菌が多くなっていきます。

肌質は人それぞれであり、刺激や菌に敏感な人ほど頭皮トラブルを起こしやすくなります。

また、肌質は人それぞれなので乾燥肌なのかにもよっても頭の臭いの程度は変わってきます。

しかし、先ほど紹介した原因に拍車をかけているのが実はシャンプーなのです。

「洗い方」や「シャンプーの成分」によっては皮脂の過剰分泌を促進させ、頭の臭いを強くさせてしまいます。

シャンプーで頭が臭くなる理由の1つとして皮脂と常在菌があげられます。

シャンプーで頭皮の保護の役割を果たしている「皮脂」を余分に落としすぎてしまうからです。

皮脂は本来地肌を守る役割を果たしています。

しかし、洗浄力の強いシャンプーにとって皮脂がごっそり洗い取られてしまうと、「地肌が乾燥している!」と判断した頭皮は正常な状態よりも多く皮脂を分泌してしまいます。

皮脂が多くなると必然的に食べ物が増えるので常在菌も増加します。

やがて大量の常在菌が発生し、嫌な臭いを放ち始めるということです。

もう1つ頭が臭くなる理由として、シャンプーの成分そのものが肌質に合ってないことがあげられます。

乾燥肌の人が洗浄力の強いシャンプーであらっているのであれば、頭皮は徐々に乾燥していきます。

脂性肌の人が洗浄力の弱いシャンプーであれば頭皮は徐々に脂ぎってきます。

特に家族がいる場合、男性が女性用のシャンプーを使う倍もあります。

もしかしたたら肌質が合ってないのかもしれません。

自分がどちらの肌質なのか一度確認してからシャンプー選びをするとよいでしょう。

 

 

頭皮の臭いを改善する方法とは

有効なケア方法を順を追って説明していきたいと思います。

対策1

最初にブラッシングをします。

長い髪の方は優しく丁寧にしましょう。

髪の毛や頭皮は外気に一日中触れるのでホコリや髪の毛に付着するものなどを落としましょう。

つまり、ブラッシングで汚れなどを浮き上がらせる、ということです。

そして、お湯で髪の汚れを洗い流します。

シャンプー前にお湯で髪を十分に濡らし、汚れを落とします。

このひと手間で半分以上も汚れを落とすことができるといわれています。

お湯の温度は38度~40度くらいが最適な温度です。

5分ほどの時間をかけ、髪の表面だけでなく頭皮もしっかり丁寧に汚れを洗い流します。

泡立ててから頭皮や髪を洗います。

頭皮に直接シャンプーを着けるのではなく、手に取ったシャンプーを必ず泡立ててから頭皮や髪を洗います。

シャンプーの量は使用しているシャンプーの種類や髪の長さで調節します。

髪や地肌がしっかりと濡れている状態ならシャンプーが少なくても十分泡立ちます。

髪を洗うときは頭のてっぺんからではなく後頭部から洗いましょう。

爪をたてずに指の腹で頭皮を洗います。

シャンプーの成分を地肌に残さないようによくすすぎましょう。

頭皮に指の腹をあて、マッサージの感じでシャンプー成分を洗い流します。

シャンプー後のリンスの成分も余分な残りがないようにしっかり洗い流します。

整髪剤を使われている方、髪の量が多い方は2度洗いもおすすめです。

 

対策2

普段の髪の毛を洗う時では頭皮の毛穴の汚れを落とします。

頭皮や首周りからでる皮脂の分泌は男性ホルモン(ジヒドロテストステロン)の影響で男性にとても多く、薄毛、抜け毛の原因です。

頭皮の臭いは皮脂そのものものではなく、皮脂に含まれている脂肪酸が酸化したり、皮膚表面の常在菌に分解され、ほこりや雑菌の繁殖などの影響で臭うのです。

頭皮の分泌、分泌物は年齢とともにバランスが変わり、30歳代前後には「ぺラルゴン酸(ノナン酸)」という物質が世代特有の体臭となり、40代前後からは「ノネナール」という物質がいわゆる「加齢臭」になるのです。

 

対策3

皮膚が洗顔やシャンプーをしても頭皮に残ってしまうと雑菌の繁殖を招き、頭皮の臭いの元となるのです。

頭皮は毛穴の数も多いので汗や皮脂、フケなど老廃物や整髪料が残りやすく、酸化してしまうと毛穴に詰まり、頭皮の臭いの原因となるので頭皮の汚れをしっかり落とすことが悪臭をおさえるためのポイントです。

対策として、両耳の上に親指、頭頂部や側頭部に人差し指をと中指の腹を固定します。

頭皮を前後、左右にゆっくり動かします。

指先は固定したまま、頭皮だけを動かすのがポイントです。

頭皮全体をまんべんなくマッサージするために人さし指と中指を頭頂部を前後左右に動かすようにマッサージします。

以上を2~3分すると効果的です。

次は頭全体を包み込むように指を開き、髪の毛の生え際から頭頂部、後頭部、に向かって「の」の字を描くように頭皮を動かします。

しばらくマッサージしたら指先を当てる場所を少しずつ頭頂部のほうへ移動し、できるだけ頭皮をマッサーするようにしてください。

これも2~3分ほどします。

最初は苦痛を感じたり、すぐに面倒くさいなという気持ちも出るでしょうが、デトックス(毒出し)効果にて頭皮の改善は無料でできるのでお金も要らないし、頭皮の臭いもなくなります。

 

女性は臭いに敏感ですが、頭皮の臭いとなると自分で嗅ぐことはできません。 毎日ケアしていても、それでも気になるときはあるものです。 そんな悩みに今注目され始めたのが、人気モデル・ブロガーも多数愛用の頭皮のフレグランス『Mignon~ミニョン』です。 気になった時に、シュッとひと吹きして軽くマッサージするだけなのでとっても簡単です!

 

まとめ

私も以前、「髪の毛(頭皮)が臭う」と言われたことがあります。

まだ学生時代のころなので皮脂の分泌がすごく、毎日お風呂に入って様々なシャンプーを買って、ちょうど合うシャンプーに巡り合い、それ以来、そのシャンプーを愛用しています。

今回の記事が頭が臭う人の助けになればいいなと思います。