洗濯をしていると、ある日洗濯したのに汚れがとれていないことが気になったり、臭い残りが気になったりすることはありませんか?
私も洗濯をしたのにもかかわらず、洗濯物からいい香りがしないと思ったり、汚れが残っていると思ったりすることがあります。
その原因は、洗濯槽についた黒カビが原因なのです!
洗濯槽にできてしまった黒カビって実はとてもしつこいのです。
洗濯機についている槽洗浄の機能を使って、お手入れをしても黒カビは取りきれません。
表面上は綺麗になったように思えても、洗濯槽の裏側の見えない部分に黒カビは潜んでいるのです!
この記事では、洗濯槽にてきてしまった黒カビの原因や対処法について紹介します。
目次
洗濯機の黒カビが取りきれないときの対処法とは
私も槽洗浄をしても取りきれない黒カビには困っていました。
洗濯の「槽洗浄コース」で洗浄しても、よくならないのでもう買い替え時期なの?と思ったりもしました。
ですが、洗濯機も高価なものなので、そんなに頻繁に買い替えはできませんよね。
買い替えをする前にどうにか黒カビを撃退できないかと、いろいろ試してみました。
その中でも洗濯槽の黒カビに1番効果的だった方法を紹介します。
用意するのはただひとつです。
- 酸素系の洗剤
これひとつで、洗濯槽の黒カビを撃退することができます。
酸素系の洗剤は、発泡力が強く汚れを剥がしてくれます。
剥がれた汚れが浮いてくるのです。
ニオイもないので洗濯物にニオイ移りがしないかと心配する必要もありませんよ。
最近で有名なところで言うと、オキシクリーンなどが酸素系のものになります。
それでは槽洗浄のやり方を紹介します。
① 洗濯槽を空にする
まずは洗濯槽の中を空っぽにしましょう。
万が一洗濯物が残っていたら、色落ちの原因になります。
気をつけましょう。
② お湯を高水位まで入れる
40〜50℃のお湯を高水位まで入れます。
酸素系の洗剤はこの温度が効力を発揮します。
水では効力が半減しますので気をつけましょう。
③ 酸素系洗剤を入れる
目安としてはお湯10リットルに100グラムです。
洗剤の容器に書いている規定量入れるとよいでしょう。
④ 洗濯機を回す
「洗う」コースで5分回します。
この段階で黒カビが浮いてきます。
ネットなどですくっておきましょう。
⑤ そのまま一晩放置
浮いてきたゴミをある程度取れたら水は捨てずにそのまま放置してください。
だんだん黒カビが浮いてきます。
⑥「洗い」コースで再び洗い、ゴミをすくう
1回目にすくったゴミとは比べものにならないほどのゴミが浮いています。
ネットなどで綺麗にすくい取ってください。
取り残しが多いと排水の際に詰まってしまいます。
⑦すすぎ洗い
「すすぎ」コースで仕上げにすすいで排水します。
その後1度綺麗な水で1回洗濯機を回すと更によいです。
私も黒カビが気になりこの方法を試しました。
すると、驚くほどにゴミが出てきました。
こんな洗濯機で洗濯をしていたのかと恐ろしくなるほどです。
とても綺麗に黒カビを撃退できるので、試してみてください。
洗濯機の黒カビの原因とは
洗濯槽の裏側にまで発生してしまう黒カビですが、原因は何なのか気になりますよね。
実は洗濯機を回せば回すほど、黒カビは発生してしまうのです。
洗濯物の汚れを落とすのに、洗剤を使いますよね。
その洗剤の溶け残りや、衣類についた皮膚のタンパク質汚れがカビのエサになっているのです。
そのようなものを栄養分にして、黒カビは洗濯機の中にどんどん繁殖していってしまうのです。
洗濯槽の掃除の頻度はどれくらい?
綺麗にするために洗濯しているのに、黒カビだらけの洗濯槽で洗濯をしてしまったのでは意味がなくなってしまいますね。
では、どのくらいの頻度で洗濯槽を掃除すればいいのかお話しします。
まずは手軽にできる「槽乾燥」です。
週に1度は洗濯槽を乾燥させましょう。
カビは湿度の多い場所を好みます。
洗濯槽を高温で乾燥させることで、カビは繁殖しにくくなりますよ。
そして月に1度は洗濯槽の洗浄をしましょう。
先ほどお話しした方法までしなくでも、塩素系の漂白剤を洗濯槽に入れて「槽洗浄コース」をまわすだけで、黒カビはある程度撃退できます。
漂白剤の目安は水50リットルに漂白剤を200ミリリットルです。
このように、日頃からできる簡単なお手入れである程度の黒カビは対処できます。
黒カビが繁殖しにくい環境をつくることで、洗濯物の汚れやニオイも気にならなくなりますよ。
日頃のお手入れが大切ということです。
まとめ
洗濯槽の黒カビの原因や対処方法について紹介しました。
いかがでしたでしょうか?
取りきれない黒カビは、酸素系の洗剤を使うことで新品のように綺麗な洗濯槽にすることができます。
ですが、日頃から気をつけておかなければすぐに黒カビは発生してしまいます。
黒カビが繁殖しないように日頃から洗濯槽のお手入れをしておきましょう。
そして、半年に1度〜1年に1度といったペースで、酸素系の洗剤で洗濯槽を洗うようにしましょう。
そして黒カビを1度スッキリ撃退しておくと常に綺麗な洗濯槽を保てるでしょう。
気になった方はこの記事を参考に洗濯槽のお手入れをしてみてくださいね