お休みの日に、気合いを入れてトイレ掃除をしようとしている人、たくさんいますよね!
何回かサボってしまうと、みるみるうちに汚れていってしまうトイレ。
「トイレ掃除に順番なんてあるの?」
と思うかもしれませんが、効果的な掃除の仕方と、順番があるというのです!
今回は、そのトイレ掃除について調べてみました。
目次
トイレ掃除に用意するものは
まず、掃除に必要な道具ですが、汚れの種類によって用意するものが違います。
① 水垢
水を使用する場所に、必ずと言っていいほどできる汚れが水垢です。
水道水に含まれる成分が原因だとされています。
この水垢には、研磨剤が入っているクレンザーがおすすめですよ。
② 黄ばみ
これは、尿に含まれる成分が、付着した部分に残りやすいため、そこで固まってできる汚れです。
便器の中や、配管の中にできやすいです。
この黄ばみが、トイレの汚れの中で、1番気になるのではないでしょうか。
効果的なのは、尿のアルカリ性に効く、酸性の洗剤です。
③ 黒ずみ
流した水道水が便器の中に溜まって、その周りに輪のように黒くなって着く汚れが、黒ずみです。
さらに、黒ずみには種類があって、
- 水道水に含まれている鉄分が、水垢に混ざってできるもの
- 微生物が埃などと一緒に付着してできるもの
この2つがあります。
この汚れも、トイレの汚れの中では目立つものですが、水垢と同じく、研磨剤が入っているクレンザーが効果的のようですよ。
では、このことを踏まえて、必要な掃除用具を選んでみましょう。
まず、基本としては、雑菌を防ぐためのビニール手袋を用意して下さい。
雑菌だらけの場所を掃除するための、欠かせないアイテムです。
私は100円ショップで20枚くらい箱に入っている、使い捨てのビニール手袋を買っています。
次に、1番大事な洗剤ですが、先ほどの3つの種類の汚れに、それぞれ効果的なものを選んで下さい。
クレンザー、酸性洗剤、あとはプラスチックのところなどを掃除するときに、台所用洗剤のような中性洗剤があると便利ですね。
ただし、洗剤の種類によっては、混ぜたりすると有害な物質が出たりするものもあるので、よく注意書きを読んでから使用して下さいね。
あとは、トイレブラシ(使い捨てのものがおすすめ)、雑巾、トイレクイックルなどの使い捨てペーパータオル、などですね。
今は、トイレ掃除の道具や洗剤は、かなり便利なものが売られていますので、そのようなものを効果的に使用するのも、おすすめですよ。
トイレ掃除の正しい順番とは
それでは、いよいよ正しいトイレ掃除の順番です。
普段のトイレ掃除の基本は、「目立たない汚れから」です。
目がいくのは、目立つ汚れであって、ついそこから掃除を始めたくなりますが、そうではないのです。
水跳ねなどの、目立たない汚れから、拭き掃除をしていくのが基本です。
1. タンク周り・タンクレバーなど
比較的汚れが軽いのが、タンク周りです。
始めはそこから拭きあげましょう。
2. 便器
汚れの1番気になる部分ですよね。
ですが、まずふたの表と裏(拭く)→便座の外側(拭く)、ここだけです。
3. 床と壁を拭く
トイレの一番の汚れに取り掛かる前に、水や尿が飛び散っている可能性がある、床と壁を拭きましょう。
4. 便座の内側
最後に1番汚れがあるとされる、便座の内側と便器のふちを拭いてください。
これで普段やっておきたいトイレ掃除は完璧です。
ですが、用意した洗剤を使って、1週間に一回は、便器の中を掃除しないと、黒ずみや黄ばみが発生します。
その便器の中を掃除するときは、普段の拭き掃除を行う前に、便器の中を洗ってください。
そうすれば、掃除で飛んだ水なども、拭き掃除で完璧に残すことなく拭きあげることができますよ。
トイレ掃除で運気が上がる
昔から『トイレの神様』というのは有名ですよね。
普段からトイレを掃除している人は、綺麗になると良く言われていますが、本当なのでしょうか。
『トイレの神様』とは、烏枢沙摩明王(ウスサマミョウオウ)のこと。
トイレを不浄の場だとして、浄化するために烏枢沙摩明王をトイレに祀ったことが始まりとされているようです。
この烏枢沙摩明王は、金運アップや子宝の神とされているため、祀られているトイレを掃除すると、運気が上がると言われているのです。
まとめ
「せっかくの休日に、トイレ掃除なんてやりたくない」
そう感じていた方は、この記事で少しでも、トイレ掃除を始めたくなったでしょうか。
トイレ掃除の基本的な順番や、方法を知っているだけで、闇雲に掃除していたときとは、全く仕上がりも効果も違うことと思います。
毎日使うトイレだからこそ、効率よく掃除して、清潔な状態を保ちたいですよね。