妊娠超初期に毎日飲酒してたけど赤ちゃんにリスクはない?気を付けることは?

「飲酒」は、妊娠中に気をつけたいことのひとつですよね。

最近では女性でもお酒を飲む人が増えています。

女性の飲酒率は年々高くなってきています。

お酒は飲める人(飲めるが飲むことは少ない人も含む)の割合は70%を超えてきているのです。

飲酒が女性の中でも身近になってきています。

ですから妊娠した場合、気づかず飲酒をしてしまっていることもあることになります。

妊娠初期とは0週〜15週目までの期間です。

妊娠超初期とは0週〜4週目までの時期のことです。

そんな時期に妊娠に気が付かず飲酒をしてしまった。

後から気がつき赤ちゃんに影響がないかと不安な日々を過ごしている人も多いことでしょう。

そのような人のためにこの記事では、妊娠初期に飲酒をした場合についてお話しします。

 

 

目次

スポンサーリンク

妊娠超初期の飲酒はほとんど心配ない?

妊娠超初期にあたる0週とは最終月経期のことです。

妊娠2週目にようやく排卵、受精がおこるのです。

そして3週目でやっと直床の時期になるのです。

4週目で次の月経期になり、生理がないことで妊娠に気づく人もいます。

妊娠超初期はまだ妊娠する過程の段階です。

実際にはお腹に中に赤ちゃんはいません。

ですが、妊娠の週数には数えられているのです。

この時期はまだ胎盤も完成していません。

ですから、ママからまだ栄養をもらっていない状態なのです。

したがって、妊娠超初期に飲酒しても大きな問題はほぼないとされています。

 

妊娠中の赤ちゃんへの飲酒のリスクは?

妊娠超初期に飲酒をしていても赤ちゃんに大きな影響はないと言いました。

だからといって、いつまでも飲酒をしてもよいということではありません。

妊娠中に飲酒をすることで、赤ちゃんへのリスクは確実に上がっています。

アルコールが赤ちゃんに与える影響

  • 胎児性アルコール症候群

アルコールの影響で脳や発育に遅れが出ます。

言語や学習能力に障害を持って生まれてくることがあります。

  • 顔面や頭蓋骨に奇形

頭や脳が小さい、小脳症や眼球が発達しない小眼球症。

  • 低体重

出生後も発育不全になる可能性もあります。

  • 中枢神経の障害

学習や記憶力、コミュニケーションに障害。

  • 奇形、未熟児、発達障害

心奇形や難聴、 ADHD(注意欠陥、多動)で生まれてきてしまうこともあります。

  • 流産、死産

アルコールの影響で流産や死産のリスクが高まってしまいます。

ママのお腹の中で赤ちゃんは日々成長しています。

臓器は比較的早い段階で、できはじめます。

しかしできたばかりの肝臓はまだアルコールに免疫がありません。

アルコールを分解する力はないと言ってもいいでしょう。

そのためアルコールの排出に時間がかかります。

ママが飲酒したことによってお腹の中で長い時間酔っ払った状態になってしまいます。

飲酒していい安全基準はある?

赤ちゃんへのリスクはわかったけど、急にお酒をやめられないという人もいるでしょう。

そんな場合は素直に、担当医に相談するのをお勧めします。

コップ1杯程度なら、妊娠中でも赤ちゃんに影響はないのではと言われていますが明確な基準はありません。

2杯でもいい、1日起きなら大丈夫という目安もわからないのです。

妊娠中はアルコールに強い人でも、ホルモンバランスの影響でアルコールが分解できにくくなります。

ですからアルコールに弱い人はリスクも上がります。

お付き合いでも、心配なら飲まないほうがよいでしょう。

 

 

妊娠超初期に他に気をつけることは?

妊娠超初期に気をつけるのは飲酒だけではありません。

その他に赤ちゃんのためにも気をつけたいことを紹介します。

  • 喫煙

タバコにはニコチン、一酸化炭素やシアン化合物が煙に含まれています。

喫煙によって赤ちゃんの発育に影響が出てしまいます。

低体重で生まれてしまうことも多いのです。

また母体にも影響は出て早期胎盤剥離を起こすリスクも上がります。

喫煙はママにも赤ちゃんにもいいことはありません。

受動喫煙も同じなので、周りの人にも理解してもらいましょう。

  • カフェイン

妊娠中はカフェインの分解に時間がかかってしまいます。

ママの胎盤を通じて赤ちゃんにも届いてしまいます。

赤ちゃんにはまだカフェインを体外に出す機能が備わっていないのでどんどん体内にたまってしまいます。

このことが原因で発達に遅れが出たり、流産や死産のリスクも高まります。

できるだけカフェインの摂取の控えることがお勧めです。

 

まとめ

妊娠中の飲酒が赤ちゃんに及ぼす影響についてお話ししました。

いかがでしたでしょうか?

飲酒をしたことで赤ちゃんにとってよいことはありません。

私も妊娠がわかり飲酒が赤ちゃんに及ぼす影響を知ったときとてもこわくなりました。

お酒好きはいつやめるべきかと考えるかもしれませんが、百害あって一利なしです。

生まれてくる可愛い赤ちゃんのためにも、妊娠がわかった時点でやめるようにしましょう。

妊娠に気がついてから赤ちゃんが生まれるまでは9ヶ月ほどです。

長いように感じるかもしれませんがお腹の中の赤ちゃんと一緒に過ごす大切な期間です。

ぜひ赤ちゃんと自分の体のことを考えストレスなく楽しんで過ごしてほしいと思います。