皆さん「もち麦」という食材を知っていますか?
私も2017年のお正月あたりにもち麦ダイエットという言葉で初めて聞きました。
麦茶やビールを作る時に使われている大麦の一種で腸内環境を整えダイエットに効果があるとテレビなどで話題になりましたね!
知れば知るほど健康に良さそう!且つ、ダイエットに効果的と言われると一度は試してみたくなるものです。
ですが試した方の全員が必ずしも良い効果が表れるとは限りません。
中には逆に太ってしまった、便秘になった、おならが以前よりも増えてしまったという人も結構いました。
その原因はいったいどういうことなのでしょうか?
目次
もち麦は効果なし?便秘やガスがたまる原因は?
もち麦は食物繊維が豊富で低カロリー、糖質や脂質の吸収を抑えてくれるスーパー食材と言われています。
なんと白米の20倍の食物繊維が含まれているらしいです!
更にいうと健康食で知られている玄米よりも麦の方が食物繊維は豊富でした。
聞いただけでも確実にダイエットのみならず、便秘にいいのかな?と思うフレーズですよね。
しかし中には、このもち麦を食事に取り入れてみたことで、実際に便秘やおならが増えってしまったという人もいます。
そんな方に試してもらいたいことがあります。
良く噛んで食べる
もち麦は白米よりも食感が硬めなため、白米と同じように食べていると消化に時間がかかってしまいます。
その分腸内での滞在時間が長くなり、ガスが溜まりやすく、おならが増えると言われています。
腸内での滞在時間が長ければ長いほどおならが増えたり臭くなるそうなので、消化不良を起こさないためにも良く噛んで食べましょう。
もち麦の炊き方を知っておきたい方はこちらのサイトが参考になります↓
「http://www.kami-shoku.com/kami_column/13870/」
食物繊維(もち麦)を摂り過ぎている
食物繊維には、水に溶けないもの(不溶性)と水に溶けるもの(水溶性)があることは知っている人も多いのではないでしょうか。
- 不溶性食物繊維の働き・・・便の硬さを調節する働きがあり、腸が動いているときに摂取する。
- 水溶性食物繊維の働き・・・整腸作用があり、腸の動きが弱い時に摂取る。
ちなみにもち麦は両方の食物繊維が含まれている優れものだそうですが、どうやら水溶性食物繊維を多く含んでいるそうです。
理想は2(不溶性):1(水溶性)でバランスが崩れると便秘解消にはならないそうなので注意が必要です。
もち麦は効果なしで太る?痩せない理由を検証
率直に言うと食べすぎに注意です!
先程の便秘になってしまう理由に書いていたものが大きな原因ではありますが、もう少し詳しく知っておきたいですね。
もち麦ってクセがなく名前の通りモチモチしていて食べやすいという人が多いんですね!
ダイエットにおいて“食べやすい”って私にとってはかなり大敵だと思うんですがどうですか?
低カロリー、低脂質だからと言って通常以上に食べて太るパターンありますよね。
さらに2種類の食物繊維の摂取バランスが崩れ便秘になってしまうというパターン・・・
摂り込むだけ摂りこんで便秘になってしまっては体重なんか減りません。
むしろ太ってしまいます。
もち麦ダイエットを成功させるためには
もち麦ダイエットで注意してほしいポイントを紹介します。
効果が出るまでに最短で2週間くらいかかる
稀に効果が直ぐ出る!!!みたいなフレーズのダイエット食品もありますが、もち麦については少し継続してみて下さい。
3ヶ月くらい続けると体内の環境も整って美肌効果なども期待できるそう!
1日2回がオススメ(特に朝食)
調べてみると朝食以外は昼がいい、夜がいいと意見が分かれていました。
え?どっちなの?って気になってしまいます。
成分がどうとか難しいことは一先ず置いておいて、夜派も昼派も、白米はカロリーが高いので低カロリーで腹もちがいいもち麦を食べることで空腹感を軽減できるからという理由もあったので、間食をしてしまう時間帯で決ればいいのでは?という私の意見です。
夜中お腹が空いて眠れない、空腹で目が覚めてつい食べてしまう。と言う方は夕食に。
昼間のおやつを控えたい。と言う方は昼食に。
ちなみに空腹感にもち麦を食べることで効果が得られるそうなので1日1回が限界の方は是非、朝に食べてみて下さい。
とにかく2週間以上の継続が大事です。
まとめ
ダイエットや便秘解消で話題のもち麦ですが、逆に太ってしまう、ガスがたまる、便秘になるという
あまり効果を得られなかった方は摂取のし過ぎで逆にカロリーオーバーしていないか?食物繊維のバランスが崩れていないか?継続できているか?その辺を注意してもち麦を楽しんで下さい。
食べやすいもち麦の割合や美味しい食べ方のレシピ等を参考にしながら、
1日2回自分がより長く継続できる方法で試してみて下さいね。
継続は力なりです。