【暑中見舞いビジネスでの文例・一言】お客様,取引先,メールの場合は?

会社同士で取引をする上で大切な挨拶。

年賀状はもちろんのこと、夏に送る暑中見舞いも大切にしたいですよね。

新年にもお年賀や年賀状を送ったし、たかが夏の挨拶。

と言えばそうですが、特に自営業の場合は夏の挨拶も重要視していきましょう。

もしかしたら新たに新規契約なんて言うこともあるかもしれませんよ。

なんて大袈裟に言ってしまいましたが、一言でも受け取った方は嬉しいものだし、なにより自分の会社のことを思い出してもらえるチャンスです。

送るときは相手先のことを考えて丁寧な心遣いで送りましょう。

ビジネスの世界では知人・友人に送る暑中見舞い以上に細心の注意を払い相手に好印象を与えたいところです。

いったいどのような書き方をすればいいか分かりやすくまとめました。

 

 

目次

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取引先に送る暑中見舞いの文例とは

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暑中見舞いとは1年で最も暑い時期に自分の近況と友人・知人の安否や健康を気遣うために始まったと言われていて、

歴史は古く江戸時代以前からそのような風習が存在したようですよ。

現在ではビジネス業界でも当たり前のように浸透していると言えます。

取引先に送る場合は自分の会社をアピールしつつ失礼のないように作成しましょう。

暑中見舞いを送るときの気を付けたいことや構成と文例を紹介します。

<作成するときの文の構成と文例>

① 挨拶

  • 暑中お見舞い申し上げます。

※拝啓~敬具という書き方は不要

② 日ごろの感謝の気持ち

  • 平素は格別のご配慮を賜り、厚くお礼申し上げます。
  • いつも格別のお引き立てにあずかり、誠にありがとうございます。

③ 相手への挨拶

  • 厳しい暑さが続いておりますが、ご健勝のことと存じております。
  • 貴社におかれましては益々ご隆盛のこと何より存じております。

④ 自社や自分の近況や夏季休業などのお知らせがあれば記載

  • 私共も暑さに負けぬよう頑張っております。
  • まことに勝手ながら当社では、以下の期間を夏季休業とさせていただきます。

ご迷惑をおかけしますが、何卒ご配慮の程宜しくお願い申し上げます。

夏季休業:〇月〇日(△)~〇月〇日(△)

  • 夏の期間も休みなく営業しております。

⑤ 今後も長くお付き合いしたいという気持ち

何かご要望がございましたら些細なことでもご相談頂ければ幸いです。

⑥ 締めの挨拶

  • 今後ともなお一層ご愛顧のほどよろしくお願い申し上げます。
  • 酷暑の折柄ご自愛ご発展のほどお祈り致します。

⑦ 日付

  • 平成〇〇年7月
  • 平成〇〇年 盛夏

※詳細な日付は不要

 

年賀状と同じように、暑中見舞いもデザインや文例のテンプレートのソフトも、たくさん販売されているので、わざわざ最初から自分で考える必要はありません。

自社と取引先に合った文例を使用しましょう。

 

お客様に送る暑中見舞いの例文と一言とは

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文章の構成などは然程変わりませんが、お客様個人に暑中見舞いを送る場合は、敬意を払いながらも少し親近感を持たせる内容がおすすめです。

相手が受け取った時に送り主の顔を思い浮かべてもらえる内容にしたいですね。

<例文>

暑中お見舞い申し上げます。

いつも格別のお引き立てにあずかり、誠にありがとうございます。

暑い日が続いておりますが○○様、いかがお過ごしでしょうか。

私共は一同元気に頑張っております。

本文

  • 夏季休業のお知らせ・イベントのお知らせ などを記載する。

まだまだ猛暑の日々が続きますのでご体調など崩されませんよう、くれぐれもご自愛ください。

今後とも変わらぬご厚情を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

平成〇〇年 盛夏

 

<好印象のポイント>

  • 文章の中に相手の名前を入れる

それによって自分に向けて書いてくれたんだということが伝わります。

  • 余白に手書きで一言添える

例文)

  • 先日はお会いできて嬉しかったです。
  • お近くにお越しの際は是非お立ち寄りください。
  • お困りのことがございましたら気軽にご相談下さい。
  • またお目にかかれる日を楽しみにしています。

と言うように普通の文でも手書きで書くことによってかなり高感度がアップしますよね。お客様に送る季節の挨拶状には是非手書きの一言を取り入れてみて下さい。

 

 

暑中見舞いをメールで送る例文とは

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ハガキや手紙が一般的だった挨拶状も最近ではメールで送るというのも珍しいことではありません。

ハガキには「丁寧に感じる」「時間とコストがかかる分印象がメールより良い」というメリットがありますが、メールにもメリットはあります。

  • ハガキより安い
  • 送信ボタン1つで相手に瞬時に送ることができる。
  • リンクも簡単に貼り付けができ自分の会社のホームページに誘導しやすい

と言うようにメリットは時間・コストの節約と宣伝でしょうか。

解説も踏まえて例文で紹介します。

件名)【○○株式会社○○より】暑中お見舞いのご挨拶

〇〇株式会社

○○部○○課○○(役職があれば記載)○○ 〇〇様

暑中お見舞い申し上げます。

平素は格別のご高配を賜り、厚くお礼申し上げます。

貴社におかれましては益々ご隆盛のこと何より存じております。

(お知らせがあれば記載)

まだまだ厳しい炎暑の日々が続きますが

〇〇様はじめ皆様におかれましてもご自愛ください。

今後共お引き立てのほどどうぞよろしくお願いいたします。

略儀ながらメールにてご挨拶申し上げます。

平成〇〇年 盛夏

〇〇株式会社

○○部○○課

(氏名)

会社名:〇〇株式会社

住所:

電話番号:

携帯番号:(支給されている場合)

メールアドレス:(支給されている場合)

会社のホームページアドレス:

 

注意点)

  • 件名に暑中見舞いが分かることと、社名、自分の名前を入れる。
  • だらだら書かない。

メールで暑中見舞いを送る相手ですが、頻繁に取引がある間柄、IT企業、ネットビジネス企業、など基本の連絡のやり取りが全てパソコン等で行われている会社に送るのが無難と言えます。

季節の挨拶状は基本ハガキで送るというのを頭に入れておいた方が良いかもしれませんね。

 

※最後に念のため暑中見舞いを送る時期をきちんと把握しておきましょう。

① 小暑(しょうしょ)7月7日頃~立秋前日まで

② 夏の土用~立秋の前日まで

③ 梅雨明け7月20日前後~立秋の前日まで

このようにきちんとした決まりはないようですが、立秋前日までがポイントです。

梅雨明けした夏本番!と感じたくらいから早々に暑中見舞いの準備に取り掛かりましょう。

因みに立秋~8月31日の期間は【残暑見舞い】になります。

 

まとめ

暑中見舞いとは夏の暑い時期に自分の近況を踏まえ相手を気遣うというのが本来の目的ですが、現在はそれがビジネスでも活用されています。

ハガキであれメールであれ相手に感謝の気持ちを込めて、相手を気遣うことは同じ。

今の日本ではまだまだ「ハガキで送る」ことが丁寧とされているようです。

送る手段は取引先の職種を考えたうえで送り、信頼関係を築いていきましょう。

 

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