子供が便秘で悩むことって子育てしているママなら1度くらい経験していると思いますがどうでしょう。
子供が悩まない分、その分親がモヤモヤしてしまいますよね。
うちの子は小さいときから便秘知らずと言ってもいいほど快腸快便ですが、そんな子でもはやり出ないということはあります。
毎日出るからこそ、1日でも出ないとちょっと心配だったりします。
今は意思疎通が可能なので、出ない日は1日何回も「うんちは?」「おなか痛くない?」なんて確認してしまうんですが、幼児でもまだお喋りができないと親が普段の子供の様子で察知してあげなければいけませんね。
周りでもうちの子は便秘だからという声をよく聞きます。
特に少食の子は便の間隔が長い気がしますが、さすがに便が1週間も出ないといよいよ不安も最高潮。
今回は幼児の便秘についてちょっと詳しく書きたいと思います。
目次
子供が便秘で一週間出ない?即効解消する対処法とは?
便秘とはどれくらい出ていないことを言うのでしょう??
実はその人の普段の便の回数によって違うそうなんです。
ちなみに2歳になるうちの子は基本1日1回~2回、他の子に聞いたりすると2日に1回や、3日に1回ペースという子もいました。
普段のペースできちんと出ていれば問題ないようなのでしっかり親が把握しておきましょう。
でも1週間出ていないとなるとやはり心配。
まずは子供の便のサインに注意しましょう。
まだオムツが取れていない幼児の場合はうんちをするときはよく机の下に隠れたり、部屋の隅や、カーテンに隠れたりする傾向にありますよね。
不思議なもので誰も教えていないのに、うちも!うちも!と多くの幼児がそうらしい。
一生懸命いきんでいるけど出ない
いきむ力が足りず、したいけど便が固くなって出ない。無理にだそうとして切れ痔になることもあります。
お腹がぱんぱんに張っている
しばらく便がでていないと感じたらお腹の張りもチェックしてみて下さい。
おならだけよく出る
そんな症状があるときは便秘のサインかもしれません。
経験上、子供が便秘になった時の我が家の対処法を記載しておきます。
幼児の便秘で悩んだらまずは小児科へ。
これが一番安心できる方法かと思います。たかが便秘で病院にかかるなんてと思わず医師に相談しましょう。
もしかしたら病気の影響で便秘になっているという可能性も捨てきれません。
まだ乳幼児期だった頃に1週間以上便が出ず、健診ついでに小児科医に相談したことがありましたが、1週間は珍しいことでなないと言われた覚えがありました。
ご機嫌かそうでないかもポイントだそうです。
やってもらった対処法
- 下っ腹、腸の出口あたりを、きゅっきゅっと軽く押す
- お腹をくるくるマッサージする
- 綿棒浣腸をする
綿棒浣腸は割とメジャーですが、初めてだとやっぱり怖いですよね。浅いと意味がないし、目安はあるものの初めてだとそんなに入れていいの?と不安になります。
一度病院でやってもらえてとても参考になりました。
その翌日、便秘がすっきり解消されてとても安心したのを覚えています。
病院で浣腸をしてもらう
即効性に関してはこれが一番だと思われます。
息子も2歳で便の検査をしなければいけないことがありまして経験しました。
その時は便秘ではなかったのですが即効出ました。
浣腸については医師の判断に委ねましょう。
お薬を使う
下剤でなく、整腸剤や便を柔らかくする薬などから始めるそうです。
*子供が便秘になったときの注意点*
勝手に親の判断で市販のものを使わない。これだけは注意してくださいね。
子供が便秘になりやすい食べ物・飲み物とは
便秘を予防・改善する食べ物によく乳製品や食物繊維が豊富なものなどが上げられています。
普段料理で使っているお砂糖を麦芽糖やオリゴ糖に変えてみるとう方法も効果があるようですよ。
このように便秘予防や改善に良い食べ物ってよく調べたりすると思いますが、なりやすい食べ物や飲み物のことも少し知っておきましょう。
肉類を多く食べる
“正確には肉ばかりを食べる”と言うことです。
肉も食生活では非常に大事ですが、肉に含まれているタンパク質は腸内で悪玉菌を増やし腸の働きを低下させてしまうそうです。
肉を食べたときは野菜もたくさん食べる!と言いたいところですが、そう簡単には行かないのが子育て。特にイヤイヤ期だったりすると食べるものも食べないことはよくあります。
ハンバーグや炒飯などに野菜を細かくする工夫するなどしてバランスよく食べてもらえるよう努力の時期ですね。
自宅で野菜を入れたスムージーなどを作るのも良いかもしれません!
生野菜は食べないけど野菜スープにしてクタクタに煮ると食べるという子も多いようです。
お菓子・ジュース類が基本になってしまっている
お菓子は食べるけど、ご飯は食べない子いますよね。
うちの子もお菓子大好きです。食事もきちんととる方ですがお菓子を食べるとご飯の進みは悪いです。
お菓子やジュース類は高カロリーなわりに便にならない物も多いようですよ。
3食しっかり食べてもらうために、おやつの時間や量を調整しましょう。
カフェインやタンニンを多く含み飲み物
2歳くらいになると飲み物もあまり神経質になり過ぎず色々飲ませるようになる時期だと思います。
カフェインは利尿作用で水分を体の外に出してしまう働きもあり、便に水分が届きにくくなると言われています。
タンニンは腸の動きを弱くする働きがあるそうです。
*緑茶 *ウーロン茶 *コーヒー *紅茶 などの“お茶類”は注意が必要です。
ならノンカフェインのお茶ならどうか?という話ですが、ノンカフェインにもタンニンは含まれているようで気になる方はその辺もチェックして頂きたいです。
幼児の場合ははやり無難なのは水ですかね。水道水は一応煮沸しましょうね。
成長過程での食生活の変化でも便秘になりやすい時期と言うものがあるようです
- 乳幼児の急激な成長過程・・・ほぼ体内でミルクなどが消化されて便になるものが少ない
- 水分から固形物に代わるとき・・・離乳食開始時期
特に離乳食を開始すると便のタイプも変わってきますね。
便秘かなと思ったら食生活についても思い返してみて下さい。
子供の便秘を解消する体操や運動とは
便秘解消は大人も子供も一緒。規則正しい生活です。
食生活も大切ですが、体操や運動も取り入れるようにしましょう。
我が子は最近成長してきてお友達と触れ合う機会がとても増えていますが、とにかく幼児はじっとしない子が多い!!!!家にはずっと居れない。とにかく外に行きたがるという子が多いと思います。
公園や庭で1日1回はおもいきり遊ばせることもストレス解消と共に便秘解消に繋がります。そう!ストレスも便秘の素です。
室内で過ごすときでは、例えば床でゴロゴロ転がるのも効果的。
最近では椅子に座らせると足をバタバタさせるのですが、大人が体験するとかなりの腹筋を使っていることが判明。
筋力を遊びで自然に鍛えるのもいいですよね。普段の何気ない行動が幼児にとってはいい運動になっているようです。
他にはお腹を“のの字”にゆっくりマッサージして刺激してあげたりすると親子のスキンシップにもなっておすすめです。
成長すればするほど多動は不安になりますが、おもいきり体を動かしやりたいことをやらせる時間も作ってあげましょう。
まとめ
便秘とはきちんとした日数の決まりはなく、それぞれ異なりますが5日以上出ていない場合や子供の様子なども考慮して対処しましょう。
即効性を期待したい場合はまずは小児科へ。
大人とは違いますので勝手な判断で市販のものを使って便秘を解消させることは止めましょう。
基本はおもいきり遊ばせ普段から規則正しい生活をすることです。幼児期は特に心身ともに急激に成長する時期でもあります。今後は便秘に悩む前に対処していきたいものですね。