子供は好奇心旺盛です。
やりたいことは今すぐやりたい!
そんな子が多いのではないでしょうか。
私の家でもおもちゃが部屋の端から端まで行列を作っていることがあります。
こっちのおもちゃで遊んでいても、次はこっちで遊びたい。
それが連続して、結局、片付けられないまま次のおもちゃを出していってしまいます。
そんな子供にどうやったらお片付けを覚えてもらえるのでしょうか。
しつけは親の責任などと言われますが、育児をしていて、しつけほど難しいことはないなぁと、よく感じます。私自身も今まさに奮闘中です。
まだまだ試行錯誤している途中ではありますが、私なりのしつけをご紹介します。
目次
片付けられないおもちゃは収納を使って
遊んだおもちゃを片付けられない我が子に、つい強い口調で怒ってしまい、あとで「ごめんね」と感じることありますよね。
小さい子供の育児に追われ、家事にも追われ、気持ちに余裕がなくなることがあります。
子供がきちんとお片付けできるようになってくれると、お母さんも気持ちに余裕ができるかもしれませんね。
最初に我が家では子供に、それぞれのおもちゃを片付ける収納、箱など、定位置を作ってあげて教えることにしました。
本や人形、おままごとなど、ある程度のジャンルごとに定位置を決めておけば、子供も混乱しないと思ったからです。
子供が片付けやすいように、箱は多く用意しました。
最近は100均でいろんなサイズの箱やケースが売ってあるのでおすすめですよ。
シールなどで、分かりやすくおもちゃの種類を記入してあげたりもしました。
箱作りの段階から子供と一緒に行えば、このおもちゃにはきちんとしまう箱ができた!と覚えてくれます。
それがお片付けへの第一歩です。
それから、まず一緒に片付けてあげて「みんな自分のお家に帰ったね」と言ってあげてました。
できるだけ小さいうちからやってあげると、楽しんでお片付けをしてくれるようになりますよ。
おもちゃを片付けてもらうには、収納などで定位置を決め、守ることを教えることなのかな、と私は感じています。
片付けができたら子供をたくさん褒めよう
そもそも子供たちには完璧を求めてはいけないですね。
そして、できていないからと言って、すぐ怒らない方が良いと思います。
私の経験上ですが、なぜかうちの子は怒ると逆に反発してくるので、そのあとは絶対片付けをしてくれませんでした。
ただ、褒めてもらえると子供は嬉しいようです。
お父さんやお母さんに、もっともっと褒めてもらいたい、自分を見てもらいたい、と思っているのでしょう。
褒めてあげると、満面の笑みで喜んでくれます。
私は初め、本当に怒ってばっかりだったので、子供も反発し、やりなさい!という言葉に嫌気がさしていたのでしょう。
どうしてできないの?!なんて、もっと子供を混乱させる言葉だったと思います。
そんな言葉をよく使っていたので、もう少し考えて言ってあげるべきでした。
私はそれから、できるだけいろんなことを褒めるようにしました。お片付けも1つでもできたら、すぐ褒めてあげて、その後も過剰すぎるかな?と思うほど大胆に褒めてあげていました。
今思うと、それが効果的だったかもしれません。
たくさん褒めてあげることが、子供を成長させることにも繋がるのではないでしょうか。
親であれば誰しもが、我が子の笑顔を見たいものですよね。
なかなか子供がいうことを聞いてくれないときは
それでも、遊びに夢中になっていて、片付けできずにいたり、言われても子供って片付けしないことが多いですよね。
そんなとき、まずは優しく話しかけてみます。
私は初めに「お片付けしてお部屋がキレイになると、ママ嬉しいなぁ」と話しかけるようにしています。
ママが喜ぶことをやってあげたい!と思ってくれると、子供は自然に片付けできるようになりますよ。
まぁ、それも続くかどうかではありますが。
はじめから怒るよりはいいのかな、と私は思います。
もし、続かなければ、1つずつ手にとって「これってどこにしまってたんだっけ?ママ忘れちゃった」とか、「○○ちゃんの方がお片付け、ママより上手なんだけどなぁ」など、お話ししてみてほしいです。
コミュニケーションもとれるし、私は結構それでお片付けしてくれるようになりましたよ。
あとは、時間を決めることが1番効果的かもしれません。
「長い針が○のところに行くまで」とか、我が家ではよく使っています。
それまでに出来たら抱っこしてあげるよ、って言ったら喜んでやってくれた時期もありましたよ。
時間を明確にすることで、子供もやる気を出してくれるし、親も声をかけやすくなります。
根気強く子供に話しかけて、やる気を出してあげる方法を見つけることが大事かもしれませんね。
まとめ
何事も強要ばかりしてはいけません。
昔は厳しくしつけることが多かったかもしれませんが、個人的には、今は褒める育児が主流なのではないかと感じています。
ときには厳しくしなくてはならないこともありますが、できれば自分の子にはいつも笑顔で接していたいですよね。
どちらにしても、子供たちの気持ちを考えながら、自分が言われたらどう感じるだろうか、と置き換えながら、親も気持ちにゆとりを持ってしつけしていきたいですね。
子供のしつけとは言いますが、実は逆に親も大事なコミュニケーションを勉強させられてるのではないでしょうか。
親子で何事からも学ぶ姿勢を忘れてはならないですね。